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Gonno & Nick Hoppner - Fantastic Planet (Ostgut Ton:o-ton95)
Gonno & Nick Hoppner - Fantastic Planet
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ベルリン最高峰のクラブと称されるBerghainが運営するレーベル・Ostgut Ton。今までの一般的なイメージとしては暗く冷徹なテクノというものであっただろうが、近年は比較的明るくキャッチーなハウスもリリースするなど何かしらの変化も見受けられる。本作もその一環と見做してよいだろう。日本から世界へと羽ばたいたGonnoと元レーベルマネージャーでもあるNick Hoppnerによる共作は、2015年の秋にHoppnerのスタジオで多数のビンテージ・ハードウェアを用いたセッションを行った結果として、お互いの個性が均衡を保つように溶け込んでいる。"Spocking Fivers"には光さえ放出するように複数の音色が豊かなメロディーとして躍動しており、その闇を振り払うようなポジティブかつバレアリックなヴァイブスはGonnoの影響を伺わせる。一方で揺れ動くブレイク・ビーツ気味なリズムは跳ねて、また透明感のあるパッド使いがディープさも演出するなど、そこにはHoppnerのディープ・ハウスの影響も感じ取れる。"Fantastic Planet"はチャカポコとしたパーカッションが鳴りつつもリズムは平坦に抑制され、管楽器風のメロディーがデトロイト・テクノを思わせる情緒的な響きをしており、疾走する勢いと共に至福のムードへと染め上げている。また"As Above, So Below"はよりグルーヴは均されてスムースな流れになっているが、ヒプノティックな電子音の中から牧歌的なシンセの旋律が下から上昇してくるように現れ、しっとりとした情感がありながらも多幸感が満ちた方向へ昇り詰める作風はGonnoっぽさが強いだろう。しかし、本作では感情を押し殺す事なくオプティミスティックに突き抜けるGonnoらしさは、Hoppnerによる影響もあるのか適度に抑えられており、全体的にDJツール性も意識したような機能的なグルーヴが備わっている点に共作の結果として現れているようだ。共作が必ずしも良い結果となる訳ではない事は多数の歴史により理解しているが、本作に於いては両者の釣り合いが取れて、リラックスしてセッションを行ったであろう親和性のある作品になっている。



Check "Gonno" & "Nick Hoppner"
| TECHNO12 | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Takkyu Ishino - Lunatique (Ki/oon Music:KSCL-2765)
Takkyu Ishino - Lunatique
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最後のアルバムが2010年にリリースされた『Cruise』(過去レビュー)である事を思い出すと、そんなに待たされた気持ちはないもののいつしか6年も経過していた事に驚くが、しかしその長い時間はアーティストをより熟成させる事に寄与していたのではないか。そう思うのも石野卓球によるこのニューアルバムが今までの作品の中でも、テクノという音楽性からはぶれずにしかし俗っぽい官能的な艶を洗練された今っぽさで表現し、勢いだけでもなく享楽だけでもない円熟の極みへと達しつつあるからだ。フランス語では「気まぐれな」を意味するタイトルの本作は、漫画エロトピアの1978年6月15日号の表紙となった横山明のイラストを宇川直宏がレタッチしたデザインをジャケットに起用しており、その見た目まんまに音楽性も快楽的で艶っぽさに溢れている。収録された曲は古いものでは2000年頃に制作された曲もあるそうで、100曲以上録り溜めたストックから性やエロスをコンセプトに10曲を選んだ事で、その結果として電気グルーヴとは真逆のダンス・トラックとしての統一感が卓球ソロの個性として表現されている。"Rapt In Fantasy"からして艶かしいシーケンスが蠢き、肩の力が抜けた柔らかいグルーヴの中から光沢感のあるシンセが現れると、ぐっと妖しい芳香が漂ってくるようだ。層になってふわふわと浮遊するシンセに惑わされる"Fetish"もあっさりとしたリズム感で、決して強迫的なグルーヴに飲み込むのではなく雰囲気で包み込む音楽性があり、大人びた落ち着きさえ漂っている。如何にも卓球らしい鈍く切り刻むようなエレクトロ・ビートの"Lunar Kick"、イタロ・ディスコ的な快楽的なシンセベースが滑らかに流れる"Fana-Tekk"なども、ルーツを掘り起こしつつも全体的にぬめっとした質感はやはりエロスを強く感じさせる点は本作の特徴だろう。序盤に透明感と清涼感を打ち出してアンビエントな空気が広がる"Die Boten Vom Mond"は、特に既存の卓球からは余り感じる事の出来なかった新しさが見受けられ、甘く誘うような女性の呟きによりすっと意識が天にも昇るようだ。勿論、テクノというダンス・ミュージックを前提にしながらも耳を惹き付けるキャッチーな響きはポップ・ミュージックとしての質の高さもあり、こういった音楽がメジャーとアンダーグラウンドの垣根を壊す事を期待させてくれるのだ。



Check "Takkyu Ishino"
| TECHNO12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Recloose - Honey Rocks EP (Aus Music:AUS1697)
Recloose - Honey Rocks EP
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デトロイトの才人であるMatthew ChicoineことRecloose、何と2年半ぶりとなる新作は今までに関わりのなかったAus Musicからとなるが、近年のReclooseらしさは変わらずフュージョン・テイストを含む煌きのあるサウンドをここでも鳴らしている。かつてデトロイトからニュージーランドへと移住したばかりの頃はやけに生音志向への拘りを見せ、クラブ・ミュージックらしさを失いファンの心は離れていたように思うが、昨今のRush Hour RecordingsやDelusions Of GrandeurからリリースしたEPにおけるハウスへの帰還は初期以上の素晴らしさがあったと思う。そしてニュージーランドでの生活を終えて2014年にはいつの間にかNYへと移り住んでいたようで、それ以降に作られた本作も初期にPlanet-Eからリリースした頃の未来感を含みつつエレクトロニック性も高めたハウスとなっており、期待を裏切らない作品になっている。正に未来的な電子音がピコピコとなるイントロから複雑で躍動的なパーカッションと弾けるハンド・クラップの勢いに乗り、そしてしなやかな柔軟性と光沢感のある優美なシンセのコード感による煌きを発する"Honey Rocks"は、最早Reclooseの十八番と呼んでも良い作風だろう。ファンキーなボーカル・サンプルを用いた"On & On"は、浮遊感のあるシンセがすっと伸びつつ跳ねるリズムのおかげで軽くて爽快な雰囲気があり、途中で聴ける眩いばかりの光を放つような歌がフュージョンらしさを匂わせている。対してB面の"Sidewalks"はねっとりと絡み付く重心の低いビートダウン的なグルーヴが目立っており、そこにダビーな音響の効いたボーカル・サンプルや音を散りばめて、サンプル・ループ重視のディスコ・ハウスなノリでじわじわと攻める異色の作風だ。本作を含めここ何年かの内にリリースされたEPでReclooseの個性は完全に確立され、デトロイト・テクノの枠だけには括られない耽美なフュージョン・ハウスの音楽性の素晴らしさは言うまでもないが、あとはこの路線でのアルバムが制作される事だけが待ち遠しくなる。



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| HOUSE12 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Nebraska - Soften The Wireless EP (Heist Recordings:HEIST017)
Nebraska - Soften The Wireless EP
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2015年に続き2016年も絶好調、Rush Hour RecordingsやMister Saturday NightにDelusions Of Grandeurといった旬のレーベルからヒット作を量産するNebraska。ディスコ・テイスト溢れるファンキーさとブギーなノリで煌めくハウスがNebraskaの持ち味で、そこに昨今のロウ・ハウス的な剥き出し感のある質感も取り入れるなど、流行も自然に取り込み現在のハウスシーンをリードする一人であるのは間違いない。新作はこれまたブギーなハウスでは業界をリードするDetroit Swindle主宰のHeistからとなり、音楽性の相性の良さからして間違い無しと期待せずにはいられないだろう。先ずはA面の"Khan’s Bargain (Tom Noble remix)"だが、ファンキーなホーンのサンプルや図太いベースが脈打ち強い光を放つような煌きに満ちており、ノリノリなグルーヴで自然と体が揺れる実にNebraskaらしいディスコ・ハウスになっている。それをTom Nobleがリミックスした"Khan’s Bargain (Tom Noble Remix)"はシャリシャリしたハイハットやダビーな音響が際立ち、より湿っぽく生っぽさが前面に出る事で古き良き時代のディスコへと先祖返りを果たしているようだ。B面に移るとハンドクラップで始まる"The Blues"は直ぐに膨張するようなベースが現れ、雄叫びのようなボーカルや単純なシンセのフレーズがループするハウスへと突入する。音の隙間さえも目立つ非常に簡素な作風は、地味ながらも特にツール性が磨かれている。一方で"It Won’t Be Long "は爽快なパーカッションやメロディアスなシンセが鳴っており、より豊かな色彩感を纏った煌きもありつつメロウーなムードが味わい深い。それぞれの曲で異なる持ち味を出しつつNebraskaらしいディスコ・ハウスをベースとした作風は確立され、更なる人気の獲得に繋がる事を予感させる。



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| HOUSE12 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
栃尾又温泉 自在館
栃尾又温泉 自在館1

蒸し暑さもピークに達するお盆の時期、不快指数MAXな都会から避難したその先は新潟は魚沼の奥地にある栃尾又温泉・自在館だ。暑い真夏に温泉が避暑地になりうるのかという疑問もありそうだが、例えば自在館の程近くにある「駒の湯山荘」(過去レビュー)と同様にぬるい温泉が湧く湯治宿として有名で、海などに行かなくとも涼しく癒やしを体験出来るのである。温泉の温度は35.4度と熱くもなく冷たくもなく不感に近いもので、その上国内屈指の放射能泉(ラジウム泉)が体の内側から活性化を促すのだから、避暑地としては最高だろう。
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| FOOD,TRAVEL,HOT SPRING,ETC3 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |