CALENDAR
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット)
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット) (JUGEMレビュー »)
Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
2019/9/13 Slo Mo Before Midnight @ Debris
大型のクラブは減る一方で、都内各所に点在するように小さなクラブ/バーが生まれ、過去とは異なる形態で発展する都内のクラブシーン。2018年8月に代官山にオープンしたDebrisもそのように小型なバー兼イベントスペースというスタイルで、真夜中から朝までではなく夕方から終電までの時間帯で営業をしている。今回初訪問で訪れたパーティーはDJ Yogurtによる『Slo Mo Before Midnight』で、BPM110以下であれば何でもプレイするのはOKというパーティーで、ゲストにはBlack ForestのDJ Kuriを迎えて一体普段とは異なるどんな音楽性を披露するのかという興味もあり、初めての場所という事も合わせて期待に胸が高鳴る。
続きを読む >>
| EVENT REPORT7 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Fouk - Truffles EP (Heist:HEIST037)
Fouk - Truffles EP
Amazonで詳しく見る(MP3)

Detroit Swindleが主宰するHeistはブラック・フィーリング溢れるディスコ〜ビートダウン系を得意とするディープ・ハウスのレーベルでは頭一つ抜けており、事実これからを担う強力な新世代を多く抱えて素晴らしいハウス作品を多くリリースしている。Foukもそんなレーベルにおいて台頭する期待のアーティストだが、個別にも活動するDaniel LesemanとHans Peeman a.k.a. Junktionがタッグを組んだこのユニットは、HeistだけではなくRazor N Tape ReserveやHouse Of Disco等からもディスコやファンクを咀嚼したライブ感溢れるハウスを手掛けて注目すべき存在だ。タイトル曲の"Truffles"からしてパワフルさとエレガンスが共存しており、序盤こそからっとしたパーカッションが爽やかに響き太い低音が効いたビート重視のハウスかと思いきや、中盤からはレイヴ風なピアノコードが派手に展開し煌めくシンセソロが鮮やかに彩りながら、ファンキーさ爆発の黒いハウスとなる。"I'll Be Down"はややテンションを落としてざっくりラフなビート感に、耽美な鍵盤のコードやエモーショナルなシンセのメロディーを合わせ、ソウルフルな歌も入ってくるとぐっと感情性を増して艶めく。ジャジー・グルーヴな"Need My Space"では色っぽく官能的なエレピやシンセがムードを作り、艶めかしいベースラインの動きもあってしっとりとアダルトな夜の帳が下りてきて、生っぽく温かみのあるディープ・ハウスはFoukの真骨頂だろう。またヒップ・ホップから始まりディスコやハウスにまで長けたHugo LXがリミックスを行った"I'll Be Down (Hugo LX Meteor Mix)"も秀逸で、ややビート感を滑らかに均してフラットな心地好さを作りつつ、原曲よりも更にしっとり情緒的なエレピや咽び泣くようなトランペット風のメロディーも追加して、色っぽく仕上げたリミックスは上品な官能性に溢れたディープ・ハウスだ。パーティーに於けるピークタイムにも合う曲もあれば、早い時間帯の落ち着いた雰囲気の中でも、または朝方の微睡みにはまる曲まで、それぞれにシチュエーションに適合しながらモダンなハウスとして流石の内容だ。



Check Fouk
| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Chmmr - Try New Things (Full Pupp:FPLP014)
Chmmr - Try New Things
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
ニュー・ディスコ大使のPrins Thomas主宰によるFull Pupp、ノルウェーを中心としたアーティストの作品を大量に送り出してきた正にノルウェーを代表するニュー・ディスコなレーベルだが、この新作はそんな中でやや異色にも思われる音楽性を展開している。手掛けているのはノルウェーのEven BrendenことChmmrで、2010年頃からリリースを開始し途中からはFull Puppへと移籍し、2017年には初のアルバムとなる『Auto』において陽気なニュー・ディスコを軸にしながらも熱帯の豊かな色彩溢れるバレアリックやイタロのムードを持ち込んで、ダンスとリスニングを自然と横断する心地好いアルバムを完成させていた。それから2年を経たこの2ndアルバムはより空気は緩み最早ダンスフロアを全く意識させる事なく、アンビエントやフュージョンへと足を踏み入れて至上の楽園のような長閑な風景を見せる。アルバムの始まりは可愛らしいエレピと優美なシンセのコードだけによる子守唄のような"Ultrafine"、ビートは無くアンビエントな雰囲気もあり微睡みに誘う。続く崩れたダウンテンポがゆったりとリズムを刻む"1 More Day 2 Play"は、光沢感あるシンセが躍動し耽美なピアノが夜の帳を下ろしてダンスなパーティーの雰囲気も無いわけではないが、真夜中というよりは夕方の早いまだ和んだ時間帯。コンガや他のパーカッションも用いた"Adult Land #6"は微かにジャズやファンクの影響も滲ませて、情緒的なパッドやきらびやかなシンセに彩られる白昼夢状態のダウンテンポを展開し、"NFO Love Song"ではカチッとしたマシンファンクなリズムを刻む中で艷やかなシンセと朧気なエレピが意識も溶けてしまう程の甘い夢に誘う。トーク・ボックスを用いてロボット・ファンクな感も出しつつしかしぼんやりと緩んだシンセが持続する"We Live In Melas Chasma, Baby"は昨今のニュー・エイジにも共鳴し、シンプルなピアノと電子音の繊細なコードだけで簡素な響きながらもしんみりと心に染みるコンテンポラリー・ジャズな"1 4 cc"はChick Coreaへと捧げたと本人は述べている。耽美な鍵盤使いやフュージョン風な優美な響き、アンビエントの瞑想的な平穏にはダンスフロアの狂騒や興奮は一切無く、長閑な昼下がりの3時にうたた寝をするように甘美な時間帯を演出する。もはやニュー・ディスコの影さえも残さない意外や意外なアルバムだが、近年のバレアリックやニュー・エイジにアンビエントの再興が続く中で、このアルバムは見事に時代に適合した傑作だ。



Check Chmmr
| TECHNO14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Black Jazz Consortium - Evolutions EP (Perpetual Sound:PS001)
Black Jazz Consortium - Evolutions EP
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
US勢の中では飛ぶ鳥を落とす勢いのテック・ハウス系DJのFred P.。FP-OnerやFP197といった変名活動も含めて多量な作品をリリースしながらも、幻想空間のディープ・ハウスや情緒的なアンビエンス、またはオーガニックなジャズ要素と幅広い才能を発揮し、そのどれもが一級品の質を保つ才人。今までSoul People Musicを運営してきたがその活動を停止させ、新たに始動させるのがPerpetual Sound。そのレーベル第一弾として自らの変名であるBlack Jazz Consortiumによる4年ぶりのEPを抜擢したが、ここら辺のレーベルやアーティスト名の違いは一体何なのか、明らかにはなっていない。しかし作品自体はいつも通りのエモーショナルなテック・ハウス路線だが、"Essential Paradise (Fred P Reshape)"ではややFP-Oner名義にも似たオーガニックな響きがあり、ざっくりとジャジーなビート感とウッドベースの湿った低音、そこに手弾き感の強いフュージョン風なシンセのメロディーを重ね、心地好い浮遊感と共に宇宙空間を駆け抜ける。"Mystery Of Fantasy (Reprise)"は2分半のインタールード的な曲で、華麗なシンセストリングスを前面に打ち出しつつビートレスな構成がシネマティックな風景を浮かび上がらせる。それをMr.Gがリミックスした"Mystery Of Fantasy (G's Fantasy Mix)"はシカゴ・テクノを思わせる硬いリズムが打ち付けるダンスな曲へと生まれ変わり、ダークな呟きとゴリゴリしたリズムを軸にミニマルな構成で引っ張っていくフロアでの機能性重視な作風だ。最後の"120 Black Key Experiment (Continuation Interlude)"もインタールード的な意味合いが強く、様々なスポークンワードを用いて近未来の宇宙空間を思わせるSFアンビエントだが、こういったスペーシーな世界観もFred P.お得意の演出だ。新たに立ち上げたレーベルのコンセプトがどういったものかを知る由も無いが、曲自体はFred P.らしい流麗でエモーショナルなテック・ハウスやアンビエント性があり、期待通りといった印象だ。



Check Fred P.
| TECHNO14 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
Tomi Chair / Tominori Hosoya - Tropical Imagination (Scissor and Thread:SAT039)
Tomi Chair Tominori Hosoya - Tropical Imagination
Amazonで詳しく見る(アナログ盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
Francis Harris主宰のブルックリンのScissor and Threadの新作は、ここ数年作曲家としてワールドワイドで知名度を獲得しているTominori Hosoyaによるもの。今作では別名義となるTomi Chairの作品も収録したスプリット盤で、リスナー側からはこの名義の違いを正確に把握する事は出来ないものの、ここでは『Tropical Imagination』というタイトルが示唆するように熱帯の鮮やかな色彩に満ちた豊かな世界観を彼らしいエモーショナルかつ美しいサウンドで表現している。透明感と爽快感を伴うパッドから優雅なピアノが沸き立つ開始の"Tropical Imagination"は、そこからフラットな4つ打ちと水飛沫のようなパーカッションも加わって、ひたすら流麗な電子音が複数絡み合う中を縫うようにピアノが展開し、これとHosoyaと呼ぶべきエレガントなディープ・ハウスだ。このEPで注目すべきは特にピュアなアンビエント性が打ち出されている事で、"Tropical Imagination (Dream Version)"はビートを抜いてピアノや電子音を浮かび上がらせる事で、途端に微睡みのアンビエント性を獲得した正に夢に溺れるバージョンで、一際美しい世界観が創造されている。"Heat Exhaustion"は完全にアンビエントへと振り切れており、蒸気のようなドローンが満ちながらその中に点々とした電子音を散りばめて静謐な雰囲気を作り出し、最終的には静かに霧散する。本EPで唯一となるTominori Hosoya名義の"We Are Here"もアンビエントだが、鳥の囀りなどのフィールド・レコーディングに厳かなパッドを合わせ、そして爽快に抜けるダビーなパーカッションが大きな空間性を演出し、ゆったりとビートが胎動しながらスケール感の大きさに包まれる。またレーベルオーナーであるHarrisも"Heat Exhaustion (Francis Harris Reform)"を提供しているが、ビートレスだった原曲にゆったりとしながらもパーカッシヴでダウンテンポなリズムを加え、濃霧によって視界も揺らめくような幻惑するレフトフィールドなハウスへと生まれ変わらせている。かなりアンビエントへと向かった本作は意外ながらもしかし情緒的なメロディーやムードを尊重するHosoyaの音楽性があるからこそ、このアンビエントも自然と馴染んでおり忙しない現実から一時でも離れる白昼夢へと浸らせれくれる。



Check Tominori Hosoya
| TECHNO14 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |