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About Group - Your No Good (Theo Parrish Translation) (Domino Recording Company Ltd.:RUG397T)
About Group - Your No Good (Theo Parrish Translation)
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Hot Chip、This Heat、Spiritualizedら奇天烈なセンスを持ったメンバーが集結したロックユニット・About Group。本作はHarvey Averneと言うラテンファンクの名作を、ミニマルミュージックを推し進めた偉大なる現代音楽・Terry Rileyがテープループでリメイクした音源を、更にこのAbout Groupがカヴァーし、そのリミックス盤と言う事でデトロイトからTheo ParrishとAshley WalesがリミックスしたEP。当たり前ですが幾つものフィルターを通す事によりHarvey Averneのオリジナルからは全く違う作品となっておりますが、Theo Parrishのリミックスは相変わらずオリジナルを軽く超越し自身の音に染め上げたスモーカーズサイケデリックハウスでぐうの音も出ません。奇妙な電子音が上乗せされ、そこに錆びついて朽ち果てた音響の加工を加えるも、しかし何故かじんわりと伝わる温もり。ここでもデトロイトにしか、Theoにしか成し得ない野太くタフな低音と汚らしい漆黒のグルーヴは息衝いている。裏面にはAshley Walesのリミックスが収録されており、こちらは切れ味のあるポップでパンキッシュなエレクトロ。無駄を削ぎ落としミニマル化した身軽ながらも、まるで刺の付いた鞭で痛めつけられる様な刺激的なサウンド。ま、しかし何はともあれTheo Parrishのリミックスは必聴。

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Brawther - Do It Yourself (Secretsundaze:SECRET001)
Brawther - Do It Yourself
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ディープハウスの界隈で一際注目を集めているAlexandre GouyetteことBrawtherの新作が早くも登場。今まではChez Damier主宰のBalance系列からのリリースでしたが、新作はGiles Smith主宰のSecretsundaze10周年記念の一環としてリリース。A面にはシカゴハウスらしい卑猥な声ネタを使用した沈静な佇まいの"Spaceman Funk (Deep Club Mix)"と、みぞおちにどっしり響くキックが効いたグルーヴィーな"Do It Yourself (Alternative Mix)"を収録。今までの作風に比べるとミニマル度も高めなれど、浮遊感溢れる上物シンセの使い方はChez Damierらにも共通する内容で、ディープハウスをやっていた頃のRound One(Basic Channel)をも思い起こさせます。B面にはScubaのHotflush Recordingsからも作品をリリースしているニューカマー・George Fitzgeraldのリミックスを収録。この人は新世代のダブステッパーだそうですが、かっちりタイトな非4つ打ち横揺れグルーヴに洗練されたシンセのリフで躍動感を感じさせるデトロイト風なダブステップリミックスを施しており、オリジナルのディープハウスを上手くテクノに転換させていますね。まあしかしBrawtherのディープハウスは、若くして貫禄が感じられ今後の期待を感じずにはいられませんね。

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From The Vaults : The Definitive Sounds Of Prescription Records Vol.1 (Prescription:PCRCD005)
From The Vaults : The Definitive Sounds Of Prescription Records Vol.1
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何時からだろう、予感が確信へと変わったのは。空前のシカゴハウスリバイバルを皆は感じているだろうか。Rush HourやGene Huntによる未発表ネタの発掘、最初期シカゴハウスを支えたTrax RecordsのRe-Edit集、数々のシカゴハウス名曲のリイシュー、MojubaやOstgut Tonによるシカゴハウスへの接近など、今シカゴハウスの話題には事欠くことがないだろう。そしてその波の一端となっているのが90年代シカゴハウスの中でも一際輝いていたPrescription Recordsの復活だ。Prescriptionの共同主宰者であるChez Damierは傘下のBalanceを復活させ、そしてもう一人の主宰者であるRon Trentは本家Prescriptionを復活させ、共に自身の新作を披露しつつ新人の育成にも励んでいる。そして彼等がもう一つ力を入れている事が、かつてはレコードのみでのリリースの為に一般的と言えるまでに認知されなかった名曲群の発掘だ。このアルバムはタイトル通りにPrescription Recordsのカタログ倉庫から掘り起こされたレーベルの決定打とも言えるべきコンピレーションで、相当なマニアでもない限りは全てを収集出来ない掛け値なしの名曲が収録されている。KMS54番として認知されているあの名曲は"Don't Try It"とタイトルが付けられ、AbacusやKurt Harmon Project、A Man Called Adamらの隠れ名曲も入っている。そのどれもがレーベルの音 - 力強いパーカッションが生み出す跳ねるようなグルーヴ、コード感を生かした流麗なピアノやシンセの調べ、揺蕩うような穏やかなジャジーな雰囲気 - を持っており、初めて聴く人はシカゴハウスとはこんなにもロマンティックな音だったのかと驚く人もいるに違いない。リイシューが多い事自体には後ろ向きだと揶揄される事もあるかもしれないが、この90年代のシカゴハウスの素晴らしさを感じればそんな考え自体が野暮なものだと思われる。

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Vincenzo - Wherever I Lay My Head (Dessous Recordings:DESCD16)
Vincenzo - Wherever I Lay My Head
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テックハウス、それは時代の流行に関係無く比較的どんな時でも一定数のリスナーを惹き付けているジャンルかと思いますが、それもテクノとハウスの折衷主義 - ハウスのゆったりとしたグルーヴ感にテクノのエレクトロニックな音 - があるからこそと思います。だからこそ良質になればなる程テックハウスはオリジナリティーよりもクラシカルな作風に回帰する面も見受けられますが、このVincenzoことChristian Vincenzo Kruseの9年ぶりのアルバムもその意味では正にテックハウスのお手本的な作風に仕上がっているでしょう。透明感のあるソフトで柔軟なシンセ音をはうっとりと温かいメロディーをなぞり、リズムは淡々と正確なイーヴンキックを刻みながら、適度にディープに適度に浮遊感を演出し心地良い世界へと誘う上質なテックハウス。ここに革新性や固有の音と言うのは無いけれども、アッパー過ぎるテクノから一歩引いてハウスの夜の妖艶な色気や甘美なる芳香を発する音には、攻撃的過ぎるテクノが苦手な人にもすんなりと受け入れられるはず。そして個性を出しにくいテックハウスだからこそ、メロディーや音その物の良さが重要になってくるのですが、その意味ではDessous Recordings発足当時からレーベルを支えているこの大ベテランは歌心のあるトラックを書いていて(実際に歌物も数曲あるし)、実にそつが無いアルバムを作り上げたなと思います。

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Esteban Adame - East Lost Luv EP (Underground Quality:UQ-038)
Esteban Adame - East Lost Luv EP

USアンダーグラウンドハウスで近年評価を高めているJus-Ed主宰のUnderground Quality。怒涛の勢いで新作をリリースしているレーベルですが、なんと最新作はEsteban Adameのソロ作品。Estebanと言えばお馴染みGalaxy 2 Galaxyでサポートキーボーディストとして活動し、同じくUR一派のSantiago Salazarとラテンハウスユニット・Icanを組む隠れた才人。普段は陽気なラテンフレーバーを持ち味としたハウスが多いものの、今回はレーベルカラーに合わせたのかオーソドックなUSハウスを意識している模様。シンプルなのに流麗なコード感に小洒落た旋律をエレピがなぞる雰囲気のあるハウス"I'll Never Give Up"や、憂いに満ちた女性ボーカルを絡めた真夏の海のリゾート感さえもある爽快なハウス"Mixed Feelings"は、キーボーディストとして活躍しているだけありスムースなコード展開やしっとりとしたメロディーが活きていて、DJツールとしての楽曲ではなくそれ一曲だけでの存在感がありますね。かと思えば展開を抑えたミニマルなテックハウス"Buscando"や、シカゴハウスを思わせる乾いた質感で色気を削ぎ落した"Los Arcos"など、DJツール的なトラックもしっかりと書けたりと作曲家として安定感は見事なもの。メロディーメーカーとして今後も期待しているアーティストの一人です。

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Linkwood - From The Vaults Part 1 (Prime Numbers:PN10)
Linkwood - From The Vaults Part 1
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UKエディンバラのカルトレーベル・Firecracker Recordingsと、そして同じくUKマンチェスターにおいてTrus'me主宰のPrime Numbersからポストビートダウンを担う作品をリリースしているNick Moore aka Linkwood。アルバム"System"(過去レビュー)以来2年ぶりとなる新作が到着しておりますが、ここでは以前よりもアッパーでグルーヴィーさを打ち出したディープハウスを披露。A面の"Dirty Love"はエレガントなパッドが反復する単純な構成ながらも、途中から自由に暴れまくる手弾きのシンセや呟き風のガヤ声も微かに浮上し、どす黒くファンキーに変容を見せるアッパーなディープハウス。B面にはトラック名無しが2曲収録されていますが、こちらの方がよりLinkwoodらしいビートダウンと言える内容ですね。覚めない夢の中に溶け込むように物憂げで悲壮感も漂う"Untiteld1"、乾燥したキックや虚無感に満ちたベースラインがシカゴハウスを思わせる"Untiteld2"と、光の射さないマイナーな鳴りがジメジメしていてビートダウン的。デトロイトハウス好きならLinkwoodは要チェックです。

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Tiger & Woods - Through The Green (Running Back:RBCD02)
Tiger & Woods - Through The Green
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Tiger & Woods、この人を食ったような名前のアーティストは、自身のレーベル・Editainmentよりホワイト盤のみのレア流通な形態にも拘らずカルトヒット作を量産する正体不明の新星。同レーベルよりCleo & Patra、Pop & Eye、Larry Tigerのアーティスト名でも作品がリリースされておりますが、多分中の人は同じ人。彼は一体誰なのだろうか、我らが今だ知りえぬ新星かそれとも著名なアーティストの隠れ蓑なのか…。一つ確実に言えるのは、Tiger & Woodsこそが素晴らしいニューディスコシーンの偏執狂だと言う事。彼の作風はディスコやイタロなど旧時代の古典を借用し現在のニューディスコとして再々させるエディットが基本ですが、その徹底ぶりには彼のクラシックに対する深い愛情が感じられ、只のサンプルもセンス次第では新しい輝きを生み出せる事を証明しております。特徴的なメロディーのワンフレーズ、耳に残る歌のワンフレーズ、これを如何に掘り出しループさせて使用するか。掘り出した素晴らしいネタが短い程、それをループさせるだけでファンキーなディスコ物にもメロウな歌物にもなってしまう。その単純さ故にミニマルな構成に仕立てる事で、耳への印象は逆に強く残る古くて新しいディスコリエディットとなるのでしょう。新曲以外にも今までリリースされてきたホワイト盤の曲もたっぷり収録されており、CDリスナーにとってはこのアルバムでようやくTiger & Woodsに触れ合う機会も出来て、ニューディスコシーンの最終兵器と言える一枚です。

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Âme - Primary Structures (Innervisions:IVCD06)
Âme - Primary Structures
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今尚ドイツディープハウスの中心に位置するInnervisionsの主宰も務め、数々の独創的なテクノ/ハウスを産み出してきたÂme。彼等が産み出したオリジナルの曲の素晴らしさもさる事ながら、今までにリリースしたMIXCDはジャンルや時代を飛び越えた内容だったり、時にはミニマルに焦点を当てたコンセプチュアルな内容だったりと音楽への造詣の深さも並々ならぬもの。そしてレーベルサイトでしか購入出来なかった新作MIXCDがようやく一般流通となりましたが、ここでも単なるダンスフロア向けのミックスとは異なるエレクレクティックな感覚が打ち出され、アートにまで昇華させたような音の連なりを披露しておりました。正直に言えば最初に数回聴いた時は勢いのあるグルーヴも無く、分り易いメロディーの心地良さも無く、なんだか地味で退屈なプレイだなと言う印象でした。が何度も聴くうちに滲み出してくるサイケでヒプノティックな、そしてドラッギーでトリッピーな感覚は明らかにリズムやグルーヴではなく音色の鳴りから生じる物で、ダンスさせる事ではなくリスニングを目的としたのだろうと思います。所謂フロア向けのような分り易いピークタイム等も無いものの、常に足元の覚束無い酩酊したふわふわとした心地良さが持続し、行き先の分からない未知なる深層への旅が待ち受けております。音圧の低さや線の細ささえも音色の美しさを引き立てているようで、Âmeの美意識への挑戦が伺える一枚でしょう。

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DJ Yogurt - 2010.11.27 @ Oto-Doke 松山 (Upset Recordings:Upsetmixcd013)
DJ Yogurt - 2010.11.27 @ Oto-Doke 松山

日本各地の大小様々なパーティーで引っ張りだこのDJ Yogurtが、久しぶりにクラブでのDJプレイを収録したMIXCDをリリース。2010年11月27日に松山にある音溶と言う箱でのプレイを録音した本作は、ダンスフロア直結の比較的新しい4つ打ち音源を主軸としたテクノ/ハウスセットで、とにかくクラブやフロアの今の音を端的に感じさせてくれる臨場感のある内容です。序盤のディープかつ野蛮でトライバルな時間帯からして闇夜のクラブの熱気を感じさせ、DJ Yogurtのメロウな点はそれ程出さずにガツガツと躍動感のあるグルーヴに引き込まれていきます。しかし妖艶でサイケなジャケットが象徴しているように、中盤からは意識も揺らぐサイケデリックな色相も滲み出てきて、それと共にドンドコと乾いたパーカッシヴ路線を強め、高揚する夜は深まるばかり。そこからは反復が覚醒感を産み出すミニマルや綺麗めの音が気持ち良いテックハウスも使用して、パーティーのピークタイムへと突入するかのような盛り上がりを見せつつ、ラストではプライマルの"Don't Fight It, Feel It"でエクスタシーも頂点に達します。さあ、続きはクラブの現場でと言わんばかりの最高の瞬間でこのMIXCDは終わるので、物足りないと思った方は是非クラブへと足を運ぶしかない。

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Morphosis - What Have We Learned (Delsin:MMD-CD1)
Morphosis - What Have We Learned
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オランダからデトロイトテクノを継承するレーベル・DelsinとRush Hour傘下のM>O>Sが共同でリリースする新作は、レバノン出身のRabih BeainiことMorphosisのアルバム。昨年にもM>O>Sよりホワイト盤でEPをリリースするような謎めいたアーティストですが、作風の方も未知なる深海にダイヴするようなディープかつアブストラクトな雰囲気に満たされており、デトロイトよりもシカゴのジャッキンな荒削りな音が目立ちます。アナログのざらついたキックやスネアが無情に響く中を熱量の無い冷えた朧気なシンセが漂うように浮遊し、アンビエンスやトリップ感も匂わせながらもやはり荒廃した音が続き、希望も楽観も無い凶気にも似た世界観が奥底まで拡がっております。時折挿し込むスペーシーなSEで浮遊するかと思いきや暗雲立ち込める停滞感に押し潰され、息の詰まる音響で密閉空間に閉じ込められるかのよう。Delsinらしからぬダークな重苦しさが強烈ですが、しかし錆びついた音質とねっとりとしたグルーヴはデトロイト・ビートダウンを思わせる濃厚さもあり、聴けば聴く程はまりそうな魅力があるのも確か。分り易いメロディーも気分がハイになるような楽天的な音も無いけれど、ミステリアスな電子狂想曲としての異彩を放っています。

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