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Susumu Yokota - Love or Die (Skintone:STR-13)
Susumu Yokota-Love or Die
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横田進の新作が届いた、またもや絵空事の様な不思議な世界観を携えて。もう横田さんの功績については語る必要もないだろうが、90年代のトランスやテクノ、ハウス時代から3拍子やクラシック、ポストロックを取り込んだコンセプチュアルな近年の作風まで、とにかく色々な音を我が物とし良い塩梅に歳を重ねて良い味を出している素晴らしいアーティストだ。多分30作品は越えているだろう驚愕のリリースペースは誰しも目を見張るだろうし、それに反比例する事もなくどの作品も素晴らしいのだから本当に凄いのだ。そして本作は前2作で続いた3拍子作品を継続し、更に崩壊へと進む一枚。内容的には傑作と認定している"Symbol"(過去レビュー)と同様に一見優雅で夢の様な世界観と感じたが、聴き進んでゆく内に全く異なる感触を感じ取った。それは世界の終わりを望むかの如く刹那的な感情、決して表面には出てこない深い悲壮感。美しいメロディー、ファンタジーを描く音像があると言うのに、何故こうも切なくなるのか。「ピアノとギター、そしてシンセが織りなす旋律は、優雅で耽美なハーモニーを醸し出す。」との宣伝は確かに間違ってはいないが、ここにあるのはそんな表層的で単純な思いだけではないと思う。かつてKen Ishiiが自身の曲について「表層的な美しさの陰に存在するマッドネス。(省略)自分でもどうなるか分からない、コントロールできないものへの恐怖(省略)」と言うコメントを残したが、横田さんの本作にも同じ様な説明が出来る気がする。しかし決して絶望してはならない、諦めてはならない。死ぬ位打ちのめされようと愛がある限り、きっと立ち直れるはず、何度でも。ゴシック、ハウス、アンビエントなど今までの横田さんの全てがここにある。



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| ETC2 | 21:30 | comments(2) | trackbacks(2) | |
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コメント
新作は本当に本当に“美しい”ですね。
涙が出そうになりました。
そしてマチュさんの仰る通り、非常にもの憂げですよね。
なんだか切なくなってしまって、
がんがんリピートして聴く事が出来ないでおります。
大切に聴くことにします。
| 山やま | 2007/08/08 1:14 AM |
>山やまさん
美しいんだけど、なんか手を挙げて喜べる感じではないんですよね。
でもとにかくもっと注目されても良いアーティストだと思うんだけど、
地味な存在なのが残念です。
確かに派手な作風は無いけど、芯のある存在なはずなのに。
| マチュ | 2007/08/08 10:27 PM |
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Susumu Yokota / LOVE or DIE
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