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Clark - Turning Dragon (Warp Records:WARPCD162)
Clark-Turning Dragon
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あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!Chris Clarkがパワーアップして帰ってきたんだ。家の中からドアを蹴り上げ飛び出し、フロアに舞い降りたんだ。

そうChris Clarkと言えば良くも悪くもAphex Twinフォロワーであり、Warpのインテリジェントな音を的確に表現していたはずであった。前作は買っていないけれど、ポストロックに歩み寄った作品であったらしい。そして最新作は見事にフロアを意識した4つ打ちテクノになっていたのである。しかしその尖り具合、壊れ具合は依然沈黙しているAphex Twinを尻目に更に凄みを増し、Warpのインテリジェントなイメージを破壊しようとすらしている。チープなシンセの歪んだ音色も相変わらず昔からのテクノ好きな人に受けるだろうが、何より4つ打ちを叩き出しながらも細かいリズムも入ってくるプログラミングが素晴らしい。やたらと手数が多いけれどハードかつ勢いのあるグルーヴは、かつてリスニングミュージックであった頃のClarkのイメージを一片に払拭させている。と言うよりも本作を聴いて浮かんだイメージは、ハードテクノのSurgeon。勿論Surgeon程に極ハードな訳ではないけれど、同じようにインダストリアル色を纏っていて無機質な感触がある。まさかこんな路線に転向するとは思っていなかったが、冒険は成功したと言える名盤だ。

試聴

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| TECHNO5 | 16:40 | comments(2) | trackbacks(1) | |
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コメント
今晩は。REC-ing Crewです。レビューしていただき誠にありがとうございます!僕もこれと先行シングルの「Throttle Promoter」を聞いたときはChris Clark改めClarkの変わりっぷりには本当にいい意味で驚かされました。「おめぇどっかにでも頭ぶつけたのか?それとも何か悪ぃモンでも食っちまったのか?」というぐらいに(笑)。

僕は特に“Beg”と日本盤のみに収録されている“Pending Dusk Wrench”の2曲が特に気に入ってます。来週DJやるんで早速使うつもりです(笑)

昨年から最近に至るまでテクノのシーンは良くも悪くもユルくかつディープになっている最中にまさかWarpがこんなハードな作品のリリースに踏み切るとは懐の深さがスゴイですよね。「こんな音を爆音で聴きたかった!」
| REC-ing Crew | 2008/02/09 12:06 AM |
>REC-ing Crewさん
Chris Clark良い意味で変わりましたね。
確かにテクノは現在は全体的に緩いのが人気ありますけど、
やっぱり自分の根源にはハードなものがありますから、
この様なハードな音にはやられてしまいます。
| マチュ | 2008/02/10 3:00 AM |
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