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Lars Bartkuhn - Images & Anthems Book (Inpartmaint Inc.:NBIP-5041)
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かつてドイツからアメリカ本家のディープハウスシーンに殴り込みをかけたNEEDS。ここ数年NEEDS自体の活動は止まっているのですが、そのメンバーの一人であるLars Bartkuhnの3枚目のソロ作品が届きました。前2作ではハウスやフュージョンを基調としまだクラブミュージックとの繋がりは残っておりましたが、本作においてはポストロックや現代音楽にまで音が広がりよりクラブとの繋がりは薄れております。しかし、しかしである、ここにきてLarsの音楽的才能は見事に花開き、今まで以上にメロディーやハーモニーに磨きをかけて戻ってきました。まるで絵師がカラフルな色を用いてキャンパスに絵を描く様に、情緒豊かなメロディーラインが奏でられ極上のハーモニーが鳴っているのです。殆どがLars一人で作り上げた作品であるにもかかわらず、ここに存在するそのイメージの大きさや感情を揺さぶる情熱はとてつもなく深く広大で、その計り知れない郷愁には誰しも涙する事でしょう。またシンプルなメロディーとは対称的に音のプロダクションは凝っていて、ギターなどの生楽器とプログラミングが違和感無く調和し優しい音となって耳に入ってきます。エレクトロニカ的なノイズなどもバックに微かに流れていたり、細部にまで拘りを感じさせるプロダクションは本当に上手いです。NEEDSに期待する物とは確かに異なるのですが、そんな考えをどうにでも良くしてしまうエモーショナルな音がここにあったのです。"アンセムブック"と謳われたそのタイトルに、嘘偽りはありませんでした。

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| ETC2 | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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