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Remix Trax Vol.7 Cosmic Soul (Meldac:MECP30021)
Remix Trax Vol.7 Cosmic Soul
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取り敢えず本日で今年のレビューは最後。今年も毒舌、シモネタばかりの駄文ブログを読んでいただいた読者の皆様、どうもありがとうございました、そしてすいませんでした。ブログでは毒ばかり吐いている最低人間ですが、実際に会うとシモネタばかりの最低人間で、どっちにしてもダメですね、えぇ。でも音楽は本当に愛しているので、来年も皆様に楽しんで読んで頂ける様なブログを書くように精進したいと思います。特にクラブは行くけどクラブミュージックには詳しくないと言う人にも、音楽そのものに興味を持ってもらえるようになれたら嬉しいです。

さて最後は何故か今までレビューを放置していたテクノコンピ大名作の"Cosmic Soul"。"Cosmic Soul"って言うタイトル自体が素晴らしいじゃないですか、当時Remix編集長の小泉雅史のセンスには感嘆。この"Cosmic Soul"には単なるダンストラック以上の価値が含まれていて(勿論踊れないと言う訳でもない)、音楽にもっと知性や思考の喚起、感情の揺さぶりをもたらす音楽としての意味があるのだと思う。本コンピにはデトロイト系のUR、Red Planet、Carl Craig(Naomi Daniel、PCP)、Rhythim is Rhythim(Derrick May)、アシッドテクノのThe Kosmik KommandoとAcid Junkies(Stefan Robbers、Terrace)、UKインテリジェントテクノのAs One(Kirk Degiorgio)とReload(Global Communication)、そして日本のKen IshiiとC.T. Scan(CMJK)と本当に素晴らしいとしか言いようのないアーティストの曲が収録されています。多分今までリリースされたテクノコンピの中でも、ベスト5には入るのでないかと思う位に名曲揃いですね。各アーティスト確かに出音は違えど根底に共通するのは、エクスペリメンタルでエモーショナルな音と言う事。クラブでのリスニングに依存せず場所を問わない音楽としての純度を高めたエレクトロニックミュージックと言えば良いのかな。音楽自体が主張しリスナーの感情に問い掛ける力があり、個々の精神面に深く突き刺さるエモーションが発せられているのです。クラブにただナンパしに来たりただ騒ぎに来たりするのも否定はしないが、クラブミュージックにはそれだけの意味ではなく、もっと深い精神性がある事を認識させてくれるであろう音楽が"Cosmic Soul"なのです。クラブでも時折音にじっくりと耳を傾けて欲しい、そして深いインナースペースに飛んでみて下さい。

Tracklistは続きで。
01:Underground Resistance / Hi-Tech Jazz [The Elements]
02:Ken Ishii / Morceau
03:The Kosmik Kommando / Thoughts Of You
04:Naomi Daniel / Stars (Formula)
05:As One / Amalia
06:Reload / Peschi
07:C.T. Scan / Cold Sleep (The Door Into Summer)
08:Acid Junkies / Acid Love Making
09:Rhythim is Rhythim / Icon
10:The Martian / Stardancer
11:Paperclip People / Remake (Duo)
| TECHNO6 | 08:00 | comments(4) | trackbacks(1) | |
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コメント
「Cosmic Soul」の第1弾と第2弾はまさしく“我が青春”でした。デトロイトテクノとの出会いのキッカケを作ってくれたCDです。これがなかったらテクノ、いや純粋に音楽そのものを好きになれることが出来なかったのかもしれませんね自分にとっては。

今思えば当時の日本のメジャーのレコード会社に企画が通りさらにURをはじめとした曲のライセンスが取れて発売に漕ぎ着けたことは凄いことだったんだなと改めて思いました。まあ、まだ当時まだ景気が良くて多くの予算をとりやすかったからというタイミングの良さもあったんでしょうけど。

あ、そういえば一応第3弾もあったんですよね・・・?まあアレはアレで(笑)。
| REC-ing Crew | 2008/12/27 10:46 PM |
>REC-ing Crewさん
第三弾は確かドラムンでしたっけ?一体何があったんでしょうねw

しかしこれだけのアーティストの楽曲を集められたのは、やはり野田努のおかげなのかなと思います。
特にマイクバンクスとは深い交流があるみたいですからね。
| マチュ | 2008/12/28 8:34 PM |
音楽に対して使うお金が、今とでは比べ物にならない位に使ってた。
帰りの電車賃が無く、歩いて帰ろうと思って渋谷から代々木まで頑張ったけど、
バカらしくなって友達に迎えに来てもらった。
remixの発売日に買わなきゃ、買えないレコードってのがあった時代って、結構素敵。
| smile | 2013/01/10 12:58 AM |
>smileさん
昔は頻度にレコード屋に足を運んで新作をチェックしてましたね。
そうしないとすぐに手に入らなくなっちゃってましたから。

今はデータ販売もあって確かに買えなくなる心配はなくなりましたが、
アナログはその分販売量が少なくなって寂しさもありますね。
| マチュ | 2013/01/12 10:10 PM |
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