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Susumu Yokota - Mother (Skintone:LCD73)
Susumu Yokota-Mother
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2chに"ちょっと瀬戸大橋の光ケーブル切断してくる"って書き込んだ人が通報されて警察に逮捕されたんだけど、この位で逮捕なんて流石にやり過ぎだろ。現実と冗談の区別も付かなくなってるなんて、警察も馬鹿すぐる。常識的に考えて一般人が瀬戸大橋の光ケーブルを切れる訳ないだろ。日本は今後ネット上でさえ何も言えない国になってしまうのだね。もはや日本には自由は無いのだ。

正直横田さんはもっと評価されても良いと思うんだ。日本の黎明期からクラブシーンを支える横田進の最新アルバム。既に活動暦は20年近く、オリジナルアルバムの総数も本作で30枚目だとか。テクノから始まりハウスやエクスペリメンタル、アンビエント、三拍子など折衷主義の如く数々の道を切り開いてきた。そしてダンスフロアから始まった旅はいつしかフロアを離れ、近年はより内向的で芸術性を意識した方向へと向かっている。目先の流行や世の中の流れに乗る事も抗う事も無く、自分の道を自然に歩んできた横田さんが今向かった道先は、歌、つまりボーカルアルバム。耽美で崇高な…と言ってしまうとなんだかスノッブに思われてしまうが、この音楽には血が流れている、優しさに溢れている。天から降り注ぐ太陽の様に温かい電子音と歌は、闇に包まれた心に灯りをともしてくれるに違いない。エレクトロニックな音ではあるがそこには血が通っていて、生きている音だからこそ美しく映える。横田さんの美学はいつだって耽美を貫いていて、一貫性を持ち合わせている。世間からはまるでわざと距離を置いているんじゃないかと思わせる横田さんの音楽観は、静かにだがいつだって美しく輝きを放ち、そして愛が感じられる。こんな世の中でも憂う事無かれ、浮世離れした仙人が慈愛の音を聴かせてくれるはずだ。

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| ETC2 | 00:10 | comments(2) | trackbacks(1) | |
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コメント
いつになく、やわらかで優しいアルバムでしたね。
…だから『Mother』なのか。
| 山やま | 2009/04/17 10:29 PM |
>山やまさん
母性愛とかなんでしょうかね。
いつもコンセプチュアルな作品が多くて、
聴く物の予想を良い意味で裏切ってくれます。
| マチュ | 2009/04/18 9:32 PM |
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Susumu Yokota / Mother
Mother SUSUMU YOKOTA Skintone (2009-01-30) 試聴 そういえばヨコタさんの最新作をレビューしていなかった。 うっかりしていたらリリースから2ケ月近く経ってしまったのだけれど、未だネット上でもほとんどレビュー記事を見かけないのは寂しいような。でも
| SINGSTYRO*musicblog | 2009/04/17 10:32 PM |