2009.11.26 Thursday
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4000万円も損をする?どう言う事でしょうか。これは国民が生涯に払う税金などの負担金、そして逆に国民が国から貰う年金などの受益額があり、受益額−負担金を計算する。現在70歳代の人達はその計算だと1500万円位得をするのだが、現在25〜35歳の人達は2500万円位損をするのだ。その差はなんと4000万円!!
どうしてこんな事になってしまったのかと言うと、単純に若い人達が選挙に行かないから。国会議員は国の為、国民の為に働いている訳ではないのです。じゃあ誰の為の政策を作っているの?はい、それは自分が選挙で勝つために投票をしてくれる人の為を政策を作るのです。その投票者とは?はい、皆様ご存知の通り高齢者です。20代〜35歳前半の有権者はただでさえ高齢者より人口が少ないのに、更に投票率も低いのでは国会議員が若い世代をないがしろにするのは当然ですよね。
ではまずどうすれば良いのかって?簡単です。数年に一度の衆議院・参議院選挙に投票に行けば良いのです。投票したい政党が無いからって選挙に行かないのは、間違いです。例え投票したい政党が無くとも投票率を上げる事は、政党間に競争をさせる事になり各政党がまともな国策を作らざるを得なくなるからです。どこの政党も好きじゃなくても若い世代のみんなが一票を入れる事により投票率が高まることには、とても意味がある事なのです。
選挙や政治に興味が無くとも自分の損得に興味があるのであれば、この本を読んで少しでも意識改革になるのではと感じました。若い世代でYes We Canしようぜ!