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Anthony Nicholson - Destination (Circular Motion Recordings:CMAL001)
Anthony Nicholson - Destination
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シカゴハウスの遅咲きの天才・Anthony Nicholson。90年代前半、Chez Damierと袂を別ったRon Trentの新たなる相棒となった後、自身のClairaudienceを立ち上げシカゴハウスを飛び越えたクロスオーヴァーな音楽性を打ち出し、更にはJoe ClaussellのSacred Rhythm Musicからも作品をリリースするなど世界標準のハウスを作り続けている人達の一人。作品毎にエレクトロニックなリフが印象的なテックハウス、アフロなパーカッションが爽快なアフロハウス、ジャジーで情感を誘うフュージョンハウス、そして優雅で耽美なディープハウスまで色々と手掛けておりますが、どの作品にも共通するのはやはりエモーショナルで人間味がある事。この人、マルチな才能を発揮してかキーボードやベース、ドラムなどは自分で演奏するし、勿論プログラミングで打ち込みもやって、更には甘い歌声で歌まで披露するなど多くを自分で手掛けている為、ライブ感・温かさの感じられる音楽性が打ち出せるのかなと思う。新作もやはりシカゴハウスの影響はほぼ抜けきったアーバンなセンスたっぷりのディープハウスやフュージョンハウスが満載。ゆっくりと羽を広げ舞い上がる様にリラックスした空気感と、そして胸を鷲掴みにする切なくて哀愁漂う旋律はもう彼の十八番と言った感じで、ダンスミュージックと言う視点以外からでも十分に聴ける内容でしょう。

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