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Ripperton - Niwa (Green:GR102CD)

Ripperton - Niwa
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2006年Border Communityからデビューを飾ったLazy Fat Peopleはその後もWagon RepairやPlanet-Eからヒット作を出すも、2007年にユニットは突如分解。その後ユニットの一人・Mirko LokoはDesolatやCadenzaから繊細で煌びやかな装飾が施され、祝祭の如く至福に満ちたディープなトラックをリリース。そしてユニットの残りの一人・Raphael RippertonことRippertonも遂に初のアルバムを、なんとJoris Voorn主宰のGreenからリリースしました。がこれがダンストラックを量産するGreenからのリリースとは思えない程の芸術的な美しさと繊細を兼ね備えたアルバムとなっていて、どちらかと言うとややリスニング的な要素の強いアルバムとなっております。中には神への祈りをささげる様な女性ボーカルと哀愁のギターが奏でられる侘び寂びなトラックもあり、フロアとの結び付きに執着するのではなく音楽の美しさを表現する事に力を注いだのでしょう。勿論Border Community系の毒々しいプログレッシヴなトラックもあれば、Cadenza系の乾いたパーカッションが空虚に響くミニマルなトラックもあったり、Lazy Fat PeopleやMirko Lokoとの共通点を感じられる箇所もあります。ただMirko Lokoが徹底的に外に向かう陽な音楽だとしたら、Rippertonはどんよりと暗雲が立ち込める閉塞感が強い音楽で、全体的に悲壮感が漂っていて重苦しいです。Lazy Fat Peopleが解散したのは、やはりこう言った音楽性の違いがあったからなのでしょうか。

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