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Theo Parrish - Sound Signature Sounds & Sound Sculptures Vol.1
(過去レビュー)
Theo Parrish-Sound Signature Sounds
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来日に合わせてかどうかは知りませぬが、Theo Parrishのアルバムがリイシューされております。"Sound Signature Sounds"は彼の初期のEPからのコンパイル集で、最近の作品に比べると比較的ハウスのフォーマットを保っていて今聴くと意外と聴き易い。しかし単なるディープハウスとも違う彼の雑で汚らしい音の中には、闇の奥底で何かが蠢いているような狂気と不気味さがあり、単純に心地が良いだけの音楽とは全く別物。エモーショナルでソウルフルだけれども、何にも代え難い混沌とした感情が鬩ぎ合う音の彫刻(Sound Signature)。ここら辺は現在はデトロイトに移住している彼が、幼少期にはシカゴで過ごした影響もあるのかもしれない。

試聴

(過去レビュー)
Theo Parrish-Sound Sculptures Vol.1
Amazonで詳しく見る

こちらは2008年作の2枚組完全オリジナルアルバム。元々は2007年にLPでリリースされた物に、追加曲を大量に加えたCDバージョン。この頃になるとハウスと言った枠組みを外れ、ジャズやブルース、ファンク、ディスコなどクラブミュージックだけに留まらない黒人音楽を凝縮した音楽性が強くなってきております。強烈な4つ打ちトラックは身を潜め、ゆっくりとねちっこい絡み付きの強いグルーヴが支配するビートダウントラックが満載。不思議なのはサンプリングから生まれたトラックが、何故か生々しくそして臨場感のある音色を発している事。サンプリングは単なる真似ではなく、使い方によってはオリジナリティーを生み出す方法である事を実証している。最後にセオの言葉を載せておきます。
「音楽への愛」こそがプロデューサー、パフォーマー、DJ達の原動力であるべきだ。この想いがあれば、サンプリングという方法は、盗作でもなく、音作りへの近道でもなく、個性ある音のコラージュになる。
Theo Parrish

試聴

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