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2010/05/04 LARRY HEARD JAPAN TOUR 2010 @ Air
GW音楽週間の三発目はシカゴハウスレジェンドのLarry Heard。ここ三日間程ハードなテクノパーティーを楽しんだので、たまには愛のハウスも聴いて調節しないとね。
オープニングDJにはDJ Sprinkles a.k.a. Terre Thaemlitz。先日ラウンジで彼のDJを聴いた時はゆったり目でムーディーな選曲がツボだったのですが、今回はメインフロアと言う事もあってかかなりアッパー。アッパーと言っても派手と言うのとは違って、ディープハウスを激しくプレイしているような印象。多少トライバルな流れもあったり、ドンシャリ系の重厚なトラックを早めのBPMで繋げておりました。自身のアルバムからのトラックも数曲使っておりましたが、アルバム内では厳かで深遠だったトラックもクラブでプレイすると印象が異なり、ダンストラックとしても十分に通用するのには驚きました。終盤はピアノ乱れ打ちトラックをかけながらDJ Sprinklesは狂ったように体を振り乱しており、余りのナルシストっぷりに少し戸惑いを隠せませんでした。個人的には彼にはスローでメロウなディープハウスを聴かせて欲しかったかな。

二時前にはLarry Heardが登場してロングセットを開始。面白いのは彼が作るトラックには芸術的な一貫性が感じられるのに、DJは割とアバウトと言うかあっち行ったりこっち行ったりな印象。強烈なアシッドハウス、色気のあるディープハウス、ソウルフルな歌物ハウス、パーカッシヴなアフロハウス、冷たいミニマル、そして攻撃的なテクノまでを脈絡も無くスピンしておりました。例えばストーリー性のあるDJって居ると思うんだけど、僕はLarryからはそう言うのは感じられないです。Larryってあくまで天才的なトラックメーカーであって、DJ気質では無いんですよね。だからと言って彼のDJがつまらないとも思わなくて、音楽への愛があるから散漫な選曲でありつつも楽しく踊れました。しかしDeephousepage.comで紹介されている彼のMIXはどれもメロウで哀愁漂うハウス中心で僕は大好きなんだけど、そんな感じのプレイはクラブではしてくれないのかな?やはりクラブでプレイする場合は、Larryと言えど上げる事を余儀なくされると言う事なんでしょうか。朝方にはお約束の"Can You Feel It"。ネットを見る限りだとここ数年はインストにLarry自身が歌を被せておりましたが、今回それをしっかりやってくれました。Do〜Do〜Da〜Da〜と口ずさむLarry、とっても切ない瞬間、そして皆の心が一つになった瞬間でした。それ以降はアフターアワーズらしくディスコ中心で、みんな笑顔で踊れるハッピーな時間帯が続いておりました。ハウスはやはり真夜中は前戯で朝方が本番、長い時間をかけて楽しむのがベストですね。踊り疲れたので6時45分には脱出。何だかんだ、色々なハウスを聴けて十分に楽しめました。AIRから出る時にフライヤー一式貰ったら、中にサガミオリジナルも一緒に入っておりました。これは一体何のサービスなのかね?

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コメント
テムリッツさんは、一貫してダークな曲をプレイし続けますからね……朝方はディスコみたいなのかけたりしますが。
| ありりん | 2010/05/05 6:42 PM |
>ありりんさん
彼のアルバム自体も決して楽天的な内容ではないですが、その暗い中にも秘めたるソウルがあって大好きです。
ちょっとナルシスト入っているのは、まあ大目に見ますか。
| マチュ | 2010/05/05 8:48 PM |
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