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2010/07/16 Terrence Parker's 30 Years of DJing Anniversary Tour @ Eleven
DJ活動歴30年、夜な夜な世界中の何処かしらでパーティーが開催されているとは言え、こんなにも長い年月をDJとして生きていくのは簡単な事ではないだろう。そしてその長い長いDJ活動30周年記念として、5年ぶりにデトロイトからの使者・Terrence Parkerが来日。日本での知名度は高くはないものの、デトロイトではテクニシャンとして注目を浴びているベテランの一人だ。
1時過ぎ頃フロアに入った時には既にDJ Nobuがプレイ中で、ピッチの遅いデトロイトビートダウンの様でありながら、もう少し金属的な鳴りの強いトラックがかかっておりました。ピッチは遅いけれど黒くてファンキーとも違う渋い凄みを漂わせ、ズブズブと暗い闇の沼に引き込むような重力があり、ゆったりとそして重く腰を揺らす。途中からはデトロイト系のディープなハウス(レアな"Switch Track (Theo Parrish Re-Edit)"もやってた!)やアッパーなハウスもプレイしたり、予想外にも早々と和やかなディスコサウンドも混ぜ込んで、メインDJの前なのに朝方っぽい空気も生み出しておりました。個人的にはねちっこいままTerrence Parkerに繋いでも良いかなと思った。

2時半過ぎ、DJ Nobuのプレイを一旦切った所でTerrence Parkerが登場。手には噂の受話器(なるヘッドホン)を持っている!彼は敬虔なクリスチャン、つまりは受話器で神と交信し、フロアにゴスペルハウスを以てして神の啓示を行うのだろうか。DJが変わった途端、リズムや音数も減ってすっきりとしながらも芯を感じさせる図太い感じに。そして僕はTerrenceはデトロイトハウスを中心にプレイするDJだと勘違いしていたのですが、実はそんな枠にとらわれずにNYハウスもディープハウスもデトロイトハウス・テクノも、ディスコだって色々回す人。特に彼が多様するのは歌の入ったソウルフルなトラックで、みんなで歌を合唱したくなる様な音楽を展開してくれるのです。簡単にいえばLove & Peaceな世界観、ハウスの至福をフロアに充満させるのです。和やかでムーディーで楽しくて、そして程良い黒いグルーヴ。クロスフェーダーとスクラッチを高速で使用し、どんな曲も切り刻んでファンキーに調理もしてしまう。ハウスの中に"Smells like Teen Spirit"も織り込んでもフロアを爆発させられるし、ポップなMichael Grayの"The Weekend"だってスピンしてしまう。朝方に向かってどんどんとTerrenceのプレイはヒートアップし、6時丁度に"Strings Of Life"をも切り刻んでスピン。そこからは高まった緊張も解けた様に、朝方のお決まりな幻想的でメロウな歌物ハウスを中心にプレイ。疲れた体にも音が優しく響いて、Terrenceのハッピーな気持ちが素直に伝わりました。予定があったので自分は6時半に帰りましたが、和やかなパーティーでとても楽しかったです。

最後にTerrence Parkerの言葉を。
「ハウスミュージックは人々を一つにしてくれるものです。」
Higher-Frequencyより
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