2010.08.01 Sunday
ageHaに入ったのは12時半過ぎでしたが、一番手のDJ Tasakaが自分が思っていたディスコティックな音は全く使わずに、音数の少ないズンドコ極太なテクノを余りテンポを上げずにプレイしていて、その粘り気のあるグルーヴに一気に引き付けられました。自分が過去何度か彼のプレイを聴いた時は派手でアッパーなプレイが多くどうにも好きになれなかったのですが、今回はどう聴いても地味と言うかダーク。声ネタループさせたフィルター系や展開の少ないミニマル風なテクノ中心でしたが、とにかく低音が聴いていて音が太い太い。そして徐々にじわじわと上げてきて、上手くブレイク作ったり滑らかな展開を披露したりと、いぶし銀的なプレイ。のっけから汗だくになるまで踊らされちゃいました。
そして待望のLos Hermanosのライブ。今回は主軸のGerald MitchellにギターはPirahnahead、ベースはDavid The PainterHendersonと言う変則セット。ドラムは無い代わりにGeraldがCDRとキーボードを担当していたみたいです。いつものヒット曲はだいたいやっておりましたが、生ドラムではなくリズムが入ったCDRを使っていた分、いつもよりはクラブ寄りな打ち込み編曲で気持良く踊る事が出来たかな。中盤は新曲を披露していた様だけど、ミニマルでパーカッシヴな曲が多かったかしら?過去のヒット曲に比べるとまだまだインパクトが弱かったと思います。生でギターやベースをプレイしていたおかげか、多少オヤジ臭い哀愁と言うか加齢臭を漂わせていたけれど、まあそこも含めてデトロイトテクノらしくて良いのかも。ラストの"Central Nervous System"はコズミックな多幸感に満ちていて、会場全体が大盛り上がりで素晴らしかったです。
その後はもう一人のゲストであるGreen VelvetのDJ。こちらもだいたい期待していたシカゴ系のテクノ/エレクトロ中心で、スッカスカで平坦なリズム中心のトラックを淡々と繋げておりました。殆どブレイクやら大きな流れは作らずに、クールにそして無慈悲なエレクトロニックサウンドを繰り広げ、結構好みが分かれそうかなと感じました。殆どメロディーは無いし重いキックやうねるベース中心、そして時折アホアホ系のボイスサンプルが入ったりと、まあこれぞオールドスクールを継承したシカゴと言うべき内容なんですが。一応"Spastik"や"French Kiss"とかの大ネタも使ったり、自身の傑作"La La Land"や"Flash"を回したときには自身で歌っちゃったりとファンサービス(?)もありましたが、それ以外はかなりストイックでしたね。ミニマルとも似て非なる無駄を削ぎ落したエレクトロニックサウンドは、非常にファンキーでしたよ。
■Sessions presents Cajmere VS Green Velvet(過去レビュー)

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そして待望のLos Hermanosのライブ。今回は主軸のGerald MitchellにギターはPirahnahead、ベースはDavid The PainterHendersonと言う変則セット。ドラムは無い代わりにGeraldがCDRとキーボードを担当していたみたいです。いつものヒット曲はだいたいやっておりましたが、生ドラムではなくリズムが入ったCDRを使っていた分、いつもよりはクラブ寄りな打ち込み編曲で気持良く踊る事が出来たかな。中盤は新曲を披露していた様だけど、ミニマルでパーカッシヴな曲が多かったかしら?過去のヒット曲に比べるとまだまだインパクトが弱かったと思います。生でギターやベースをプレイしていたおかげか、多少オヤジ臭い哀愁と言うか加齢臭を漂わせていたけれど、まあそこも含めてデトロイトテクノらしくて良いのかも。ラストの"Central Nervous System"はコズミックな多幸感に満ちていて、会場全体が大盛り上がりで素晴らしかったです。
その後はもう一人のゲストであるGreen VelvetのDJ。こちらもだいたい期待していたシカゴ系のテクノ/エレクトロ中心で、スッカスカで平坦なリズム中心のトラックを淡々と繋げておりました。殆どブレイクやら大きな流れは作らずに、クールにそして無慈悲なエレクトロニックサウンドを繰り広げ、結構好みが分かれそうかなと感じました。殆どメロディーは無いし重いキックやうねるベース中心、そして時折アホアホ系のボイスサンプルが入ったりと、まあこれぞオールドスクールを継承したシカゴと言うべき内容なんですが。一応"Spastik"や"French Kiss"とかの大ネタも使ったり、自身の傑作"La La Land"や"Flash"を回したときには自身で歌っちゃったりとファンサービス(?)もありましたが、それ以外はかなりストイックでしたね。ミニマルとも似て非なる無駄を削ぎ落したエレクトロニックサウンドは、非常にファンキーでしたよ。
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