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2011/2/5 groundrhythm @ Air
代官山Airオープン時から続くパーティー・groundrhythm。井上薫が9年にも渡り定期的に続けている事は言うまでもなく驚異的であり、今でも熱心なクラバーが集まる重要なパーティーです。時代と共に音の変遷を繰り返しながらも、大地の鼓動を表現するパーティーは一体どこへ向かうのか。今回はゲストにTraks Boysを呼んでの新年1発目のgroundrhythm(そう言えば1年半前でのDK Soundでも井上薫とTraks Boysが共演してたっけ…)へと遊びに行きました。
フロアへ入った頃には既にTraks Boys=K404+CrystalがBack 2 Backでプレイ中。以前に聴いた時の印象はキラキラ系〜大箱系の万人受けするど派手なイメージが残っていたけれど、今回は思っていたよりもクラブのフロア向けなプログレッシヴハウス〜テクノで小刻みに浮き沈みを生み出し、オーバーグラウンドとアンダーグラウンドを行き交う音に感じられました。ど派手なTiger & Woodsのディスコリエディットで爆発させる瞬間もあれば、ダーティーなベースラインや重たいキックでファンキーさを強調したり、淡々としたミニマルで溜めを作ったり、二人の息がぴったりと合いながらどんどん展開を変えて飽きずに聴き通せましたね。リスナーに対し非常に気の利いたプレイをすると言うか、場の空気を上手く掴んでいると言うか。

そして楽しみにしていた井上薫!!今回は最初から飛ばしまくり、上げまくり!壮大な空間系プログレッシヴハウス〜荘厳なテックハウスをどっかんどっかん投入し、疾走感のあるエレクトロニックな音の嵐に引きこまれて行く。途中からは薫さん周辺の曲も続々とプレイしていたなぁ。余りにも感動的な"The Invisible Eclipse"、マシンガン射撃らしい激しいリズムが炸裂する"Happenings"、バレアリックな世界が広がるThe Backwoodsの"Sunstream"、洗練さと多幸感が加わったJebskiの"Natsu (Kaoru Inoue Remix)"など、日本人のトラックもフル活用して朝方に向かって上昇気流に乗って飛翔する。そして終盤間近でフロアを狂乱へと誘い込んだ奇想天外摩訶不思議な"Spend The Day Without You (EYE Remix)"。様々なSEが混ざり合い多幸感とサイケデリアが交差するこの曲でぶっ飛ばされながらも、薫さんも恍惚の表情を浮かべ間違いなくイッちゃってました…。

そして始発以降は一旦仕切りなおしで、朝方のまったり目な選曲でピースフルな時間帯へ。日本のポップな歌物、ソウルフルなハウス、セクシーなR&Bなどでぐっとテンポを落として癒されつつも、まさかの"I'm Your Brother"や"Agora E Seu Tempo"で自分も詩を口ずさみながら切なさの極みへと連れて行かれてしまった。更にはTotoの"Africa"やフォーキーなロックも飛び出すなど単なるクラブミュージックの枠を越えて、踊り疲れた朝方の耳も心も体にも優しい音楽がプレイされて、みんなの顔にも笑みが浮かぶ幸せいっぱいなフロアでしたね。クラブに遊びに来てダンス一直線な予想を越えながらも、しかし普遍的な音に出会える朝方の時間帯は本当に最高。これを至福と言わずして何と言うのだろうか。

■Groundrhythm 2 Mixed By Kaoru Inoue(過去レビュー)
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■Floatribe Mixed By Kaoru Inoue & Kentaro Iwaki(過去レビュー)
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