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P'Taah - Perfumed Silence (Village Again:VIA-0079)
P'Taah - Perfumed Silence
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かつて自分が今程ハウスミュージックに愛を持っていなかった頃、本物で極上なハウスサウンドで僕の耳を魅了したのがAnanda Project。Wamdue Projectなど多彩な名義を使用して極彩色の音楽を奏でる、Chris Brannで知られるその人だ。このP'Taah名義では前作から8年ぶり通算4枚目となるアルバムが遂に完成したが、成熟・円熟と言う点においては正にピークに達したと言える音楽的な深みが感じられ、特にAnanda Projectにおけるハウスミュージックからの解放はChrisの自由な創造性に依って成し得られた。前作でもソウルやフュージョンをも取り込んだ穏やかなブロークンビーツを披露しつつアンビエントな雰囲気も漂わせていたが、本作に於けるクロスオーヴァー性はそれ以上だ。ジャズ、フュージョン、ファンク、ソウル、ダウンテンポ、エキゾチシズム、ハウス…もうこれ以上のジャンルの説明は特に不要だろう、Chrisは特定のジャンルにカテゴライズされるのを拒み彼固有の一つの音楽としてスタイルを掲示しているのだ。実験的とまで言える不定形かつ繊細なビートを用いながらも決してリスナーを突き放す訳でもなく、静と動の対比はテンポが良いし外交的なエネルギーと内向的な思慮深さも入り交じり、ヒットシングルに頼らない包括的なアルバムはどこを聴いても不要な時間帯など無い。多くはChrisがプログラミングで制作したのであろうが、本作を聴いて単なる冷たい機械的なビートミュージックに聴こえる事もなく、エッジの効いたエレクトロニクスと有機的で麗しい生の音の絡みは気品溢れた静かなる香りを放っている。その香りはダンスミュージック性と、それと共にうっとりしてしまう程のリスニングミュージック性を鮮明に意識させる。

試聴

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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