CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< 塩原温泉 元湯 ゑびすや | main | 2011/09/22 LIQUIDROOM 7th ANNIVERSARY and Hostess Club presents Matthew Herbert's ONE PIG @ Liquidroom >>
Dego - A Wha' Him Deh Pon? (2000 Black:BLACKCD007)
Dego - A Wha' Him Deh Pon?
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(MP3)
90年代から00年代前半までにドラムンベース〜ブロークンビーツ〜フューチャー・ジャズの一時代を築いた4Heroも、それ以降はベテランらしい成熟したソウルを聞かせながらも、しかし最先端のカッティング・エッジなセンスやクラブとの繋がりが希薄になっていたのは否定出来ないだろう。と言うよりは個人的にこの辺のブロークンビーツの界隈に詳しくない自分にさえ、その音楽の流行が落ち着き以前程の注目を集めなくなっている事は感じていた。音楽的な成熟やルーツへの回帰があったにもかかわらずだ。しかしこの4Heroの片割れ・Dennis McFarlaneことDegoのキャリア初となるアルバムを聴けば、近年物足りなさを感じていた(自分もそうだが)人をも唸らせるフレッシュネスとオールドネスを伴い、Degoの様々なブラック・ミュージックへの愛情を表現した音楽である事を感じられるであろう。まず注目すべきはダンスミュージックとしてグルーヴが戻って来ている事。それはかつてのドラムンベースのそれではなく、軽やかで靭やかなフューチャー・ジャズ的な物からスムースーなハウスの4つ打ち、またはソウルのねっとりしたリズムまで、Degoのルーツをなぞっている。そしてエレクトロニクスを中心とした曲作りながらも、根底に流れる黒人音楽の情熱的なソウルも表に出ており、更には多数のボーカルも起用した事により、クラブミュージックとして面だけでなく室内で聴く歌物としてのメロディーの豊かさもある。キラキラとした輝きのあるフュージョンなシンセの使い方、芳醇なコード感覚や腰にくるスウィング感のあるグルーヴ、これらは現代版ブギーとでも言うべきなのかもしれない。本作が時代とマッチしているとは思わないが、それを抜きにして今のDegoの全てを表現しつつ普遍的なソウルを体現したエレクトロニック・ミュージックは、自分の期待を遥か越えて豊かな感情を奏でている。



Check "Dego"
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 12:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック