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Omar S - It Can Be Done But Only I Can Do It (FXHE Records:AOS-6000)
Omar S - It Can Be Done But Only I Can Do It
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半ば伝説化してしまったデトロイト・テクノ/ハウスのアーティストの大御所らは、後光の輝く存在感は示すものの一行に新作をリリースしない事が定常化している。まあそれは大御所に限らず多くのデトロイトの才人は忘れかけた頃に新作をひっそりとリリースし、気長な性格なのか不真面目なのか分からない程に腰が重い。そんな中、孤軍奮闘しているのがAlex "Omar" SmithことOmar Sだ。音楽活動自体は90年代から行っていたものの作品としてリリースする事はなく、00年代に入り自身のFXHE Recordsから作品をリリースした途端、Oasis名義も含めて怒涛の勢いで音源を送り出しデトロイトの新世代としての評価を獲得した。変名を含めれば本作でアルバムも4枚目だろうか、デトロイトの人にしては積極的にアルバム制作にも力を入れている。しかし音自体はデトロイトと言うよりはTheo Parrishらと同じくシカゴ・ハウスの系譜に含まれ、乾いて味気ないパーカッションやキックの響きやわざとらしくラフに歪められた音質に、オールドスクーラーの血が騒ぐであろう。極力無駄を排除したミニマルな展開を基盤としながらも、凶暴さを秘めたアシッドハウスや控えめに官能的なディープハウス、そして荒廃したシカゴ・ハウスまで取り組んでいるが、作品のばらつきは感じさせずOmar Sらしい訝しいサイケデリックな雰囲気で統一感を演出している。そして何よりスカスカな構成のトラックながらも、筋の通った強固な音にはデトロイトの人達の逞しさを感じずにはいられない。洗練とは無縁なトラックが何故こうも聴く者を魅了するのか、それはデトロイトソウルの賜物なのだろう。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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