CALENDAR
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット)
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット) (JUGEMレビュー »)
Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Dego - A Wha' Him Deh Pon? (2000 Black:BLACKCD007) | main | 2011/09/23 Off-Tone Vol.4〜Early Autumn Ambient Music Festival〜 @ Club Seata >>
2011/09/22 LIQUIDROOM 7th ANNIVERSARY and Hostess Club presents Matthew Herbert's ONE PIG @ Liquidroom
音を創造するMatthew Herbertが近年取り組んでいた"One"シリーズの最後は、豚が生まれてから調理されて料理になるまでの豚の人生を辿る"豚の一生"。そのコンセプトを引っ提げてHerbertバンドご一行が来日ライブに来たので、久しぶりに彼のライブを体験しに行きました。
ステージにはキーボードやPC、シンセドラム、そして中央には檻のように四角に張り巡らされた糸があった。奏者の一人が出てくるとマイクの前に立ち、藁を擦り始めその音をリアルタイムでサンプリングし、次にはHerbertも出て来て息の音もサンプリングし、それらが加工され何時の間にかリズムが出来始めていた。檻上になった糸の中央にも年月が書かれた(豚が生まれてからの月だと思われる)白衣を着た奏者が居て、糸を引っ張ると奇妙な豚の鳴き声が響き渡る。その糸は何本もあり、糸毎に異なる豚の鳴き声のサンプリングが紐付けられていたようだ。そしてキーボードにおいてもそれは同じで、奇妙な豚の鳴き声のコードを鳴らし、シンセドラムもHerbertの手法に倣えば予め規定されたプリセット音源等は一切使用していなかったのだろう。腰を振り回して踊るグルーヴは無い、しかし時に怒号にも似た豚の鳴き声や、また時には愛くるしい鳴き声が会場に響き渡り、そして糸を引っ張る奏者のコミカルな動きに客の目は惹き付けられていた。そして奏者5人が狭い檻の中に入り、総勢で糸を引っ張り豚の鳴き声のアンサンブル(と言うか豚の祝祭だ)を奏で、兎に角頭の中には豚が飛び回っていた。と珍妙な豚の鳴き声を使用しつつも、時にはうっとりする程にドリーミーでポップな曲もあり、豚に愛くるしささえ感じる瞬間もあった。中盤からはステージ後方にシェフが登場し豚肉をジュージューと焼きだすと、フロアに豚肉を焼いた時の美味しそうな香りが漂ってきた。耳で感じるだけでなく、目でも動きを楽しみ、鼻でも香りに魅了される、これは単なる音楽を越えたエンターテイメントではないか。ラストで料理が出来上がると奏者は料理の周りに集まり、そしてHerbertがピアノの伴奏に合わせ豚への鎮魂歌を歌い始めた。ありがとう豚さん、さようなら豚さん、人間の血となり肉となる事に感謝の歌だったのかもしれない。最後にはHerbert一人で檻の中に入り、ユーモラスな動きで全身を使い糸を引っ張っては豚の不思議な鳴き声を発し、無茶苦茶やるだけやって終了。一時間にも満たない時間の中で呆気に取られたままライブは終わってしまったが、Herbertのアイデアは単なる物珍しさだけを打ち出しただけではなく、音楽を含めたエンターテイメントとして心踊る内容だったと思う。

Matthew Herbert - One Pig
Amazonで詳しく見る(日本盤)
| EVENT REPORT3 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 10:30 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/2562
トラックバック