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2011/09/24 Primitive Inc. presents Chez Damier in Tokyo @ Eleven
Chez Damier、日本のクラブでのプレイが長らく待ち望まれていたシカゴ・ハウスの最後の巨匠。古くはRon Trentとの出会いを機に伝説のハウスレーベル・Prescriptionを設立し、深遠な包容力とロマン溢れる情緒を伴ったディープハウスを量産し、DJ/アーティストからは絶大な評価を得ているアーティストだ。地道かつ長い活動歴を経て近年のドイツにおけるディープハウスのリバイバルでChez Damierの再評価も著しく、過去の遺産に頼らず現在進行形で名作をリリースし続けている。本来は3月に来日しプレイする予定だったが震災の影響でパーティーはキャンセルとなり、自分も期待していた分だけへこんだけれど、仕切り直して彼は日本へと遂に来てくれたのだった。
フロアに入った頃にはSTEREOCiTIがプレイし出していたが、Chez Damierとはドイツのレーベル・Mojubaのレーベルメイトでもあり、この人選は間違っていなかった。この日はシカゴ・ハウスの空気を前面に打ち出して乾いてパーカッシヴなシカゴ・ハウスを荒々しく鳴り響かせて、早い時間にもかかわらずフロアに荒れ狂うシカゴ・ハウスの狂乱が渦巻いているようだった。以前彼のプレイを聴いた時はしなやかさやディープな空気、黒いグルーヴも感じられたが、今日はもっと力強くもっと荒れ狂いストイックに攻めていた。終盤からは展開も減らしミニマル寄りのハウスにも移行しつつ、ラスト間近でぐっとエモーショナルなハウスで華やかになり、Chez Damierとへ上手く橋渡しをしていた。

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そして遂にChez Damierへと交代すると…明らかに空気は様変わりし、そして音も確実にでかくなっていた。どんな選曲で来るかと思いきや全く想定外の直球NYハウスを連投し、がっつり上げ目の選曲。先日dommuneでプレイした時はChez Damierが作る曲にも通じるしっとり叙情感を強調していたが、やはりクラブでのプレイでは踊らせる事を優先したのだろう。圧倒的な音圧で攻めつつホーンの鳴りがファンキーなハウスや合唱系ハウスを多用し、ハウスの心地よい4つ打ちのグルーヴを保ちながらもハウスへの愛情を爆発させたプレイ。時にはアシッドハウスでビキビキと唸りをあげてシカゴ・ハウスの狂った感じも見せつつ、"Club Lonely"などのモロなハウスクラシックでLove & Peaceな空気も発していた。更にはエレクトロニック度を高めテックハウスや硬めのテクノまで使用して攻撃性を高めて、"Kuar (Henrik Schwarz Remix)"でのドープなハウスへの突入もあり、古典のみに執着せず現在形のハウスも使用しフロアを沸かす。朝方になり歌物のポップスやディスコ物も使用して甘めの展開でしっとり着地すると思いきや、更にそこから爆発してダビーなパッカションが反響するハウスで夜中以上に上げてきて、長いハウスの旅に終わりは見えない。ドンシャリなハウスでドスドスとフロアを揺らして朝方でも一向に踊りを止ませない。途中でTobyさんがDamierにとあるCDRを渡すと、彼は試聴もせずにそれをプレイした…何だ?日本語ボーカルのこの美しいハウスは?Tobyさんに聞いたら"ロンドンは夜8時 LON 8PM ⇔ TYO 4AM Toby +T-AK Shibuya OIRAN Mix"と言う歌だそうで、Damierっぽくない選曲なのにあの場所あの時の空気にはハマっていた。そんなこんなで9時近くまで計6時間にも渡るプレイを行い、ラストには愛くるしい歌物ハウスでオールドスクーラーらしくまっとうに着地。満員御礼とは言えないがあそこに遊びに来た人は生粋のハウスフリークが多かったのか音への反応も良く、そしてDamierも上げ目な選曲ながらも優しい手付きのミキサー捌きで音にも慈悲が感じられるようで、ハウスの愛の空気に満ちたパーティーだったと思う。Chez Damierは確かにシカゴ・ハウスで名を馳せる存在だが、しかし昨日のプレイを聴いてもっと大きい視点で言えば彼はハウスの歴史だったのだ。
| EVENT REPORT3 | 21:30 | comments(4) | trackbacks(0) | |
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コメント
どうもです!houseの歴史ですか!?・・・そんな事言われると本当後悔の念が!!!本当行きたかったですよ〜(涙)
| takao | 2011/09/25 10:04 PM |
お疲れ〜。

あれ、4時半前後にマチュが興奮して「これは盛り上がるからやばいやばい!」っていってたの「インナービジョンズの曲」って言ってませんでしたか?
| kaocchin | 2011/09/25 10:16 PM |
>takaoさん
古典的なハウスから最新のものまで、とにかくハウスの一夜漬け。ハウスで盛り上がれるパーティーが減っている中で、Damierのおかげでハウスの素晴らしさを再認識出来ました
| マチュ | 2011/09/26 1:01 PM |
>kaocchinさん
そうそう、アーティストのInnervisonsって言う意味じゃなくて、レーベルとしてInnervisonsから出てるやつだよって意味で言ったんです

ユニット名とレーベル名が一緒だからややこしいねw
| マチュ | 2011/09/26 1:05 PM |
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