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Luomo - Plus (Moodmusic:MOOD-CD016)
Luomo - Plus
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Sasu RipattiことVladislav Delayにとって最初は只のサイドプロジェクトでしかなかったハウスミュージックを奏でるLuomoも、活動も10年以上に渡り本作でアルバムも5枚目となり、彼のポップミュージックの面を全面に担うと言う点ではメインプロジェクトにまで成長しております。Luomoと言えば何と言ってもデビューアルバムである"Vocalcity"(過去レビュー)こそ深いダブ空間の拡がる官能的なハウス作品で、今でもあの作品こそLuomoの最高傑作だと言う思いは変わらず、その後の急速な勢いで歌物のポップなハウスへ傾倒した時には質の高さ故に否定も出来ない葛藤があったのも事実。で長らく続いていたソフィスティケイトされたポップ路線からの反動か、新作では歌物やポップな趣きも残しつつシカゴ・ハウス的な卑猥さと野太さを兼ね備え、オールドスクールな味わいも感じさせるハウスへと多少の路線変更を見せております。洗練を重ねた分だけ何となく軽くなってしまっていた近年の作風もここではしっかりと地に足を着け強固となり、エレクトロで濃厚なゴージャスなシンセは艶のある官能を生み出し、古き良き時代のニューウェーブやディスコにも似た煌くダンスミュージックへと見事な変貌を遂げておりました。ブリブリとしたファットなシンセの音には"Vocalcity"の官能的な面影も多少ながら戻ってきているようにも感じられるし、何よりもシカゴ・ハウスのように少ない音ながらも芯のある踊れるグルーヴがある事を嬉しく思います。相変わらず時代と接点の無いハウスを頑固に貫くLuomoですが、曲が良いんだからやはりフォローし続けちゃいますね。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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