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Boof - Shhh Dandelions At Play (Running Back:RBCD003 )
Boof - Shhh Dandelions At Play
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奇才・Maurice Fultonの変名であるBoof名義では5年ぶりとなるアルバムが、配信先行でリリースされてから半年を経て遂にCD化されました。Mauriceと言えばとかくMU名義でのパンキッシュなエレクトロに目が行きがちですが、Basement Boysにも関わっていた事から考えれば彼がカラージ/ハウスに対し精通している事は明白で、Maurice Fulton/Boof名義ではブラックネスが充満するハウスベースの音楽を披露しています。本作ではかつて音楽制作に退屈してしまった経緯から、コンピューターを使わずに彼が好きだと言うアナログ機材を中心に制作がされた模様です。ギターやベース、ドラムにシンセやMPC500などソフトウェアでなくハードウェアを中心に自分自身の手で演奏し、そこから生まれたのはざらついた艶めかしさのあるファンク/ディスコなサウンド。元々Boof名義では質感の差はあれど官能的な黒さを聞かせていましたが、DJではなくアーティストとしてより黒人音楽のルーツを見つめ直し、人力によるダンスミュージックをその手に取り戻しています。ベンベンとうなるチョッパベースや自由奔放に走りまわるシンセソロ、そこに被せる陶酔感のあるパッド系の音からは、ファンキーで荒々しい肉体的な質感と共に甘さが広がるエロスも匂わせます。しかしそれは派手にエロスを振り撒くのではなく、ゆっくりと誘うように魅了する大人のエロスを秘かに隠し持つようで、湿っぽい荒さもあるのに繊細さも兼ね備えているのです。奇才奇才と呼ぶのも何だか申し訳ないくらいに、真摯なブラックミュージックでした。



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