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Drexciya - Journey Of The Deep Sea Dweller I (Clone Classic Cuts:C#CC022CD)
Drexciya - Journey Of The Deep Sea Dweller I
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シカゴ・ハウスなどの復刻に力を入れているオランダClone Recordsより、デトロイトの最恐エレクトロユニット・Drexciyaの作品がシリーズとして復刻されている。James SinsonとGerald Donaldから成るこのユニットは1992年にUnderground Resistance関連のレーベルよりデビューを果たすと、URやRephlex、Warp、Tresorなどのレーベルから続々と暗くハードなエレクトロをリリースし瞬く間に注目を浴びる。当初はプロフィールが明らかにされていなかったせいかそのミステリアス性も含め正にアンダーグラウンドな存在であったが、しかしJamesの死によってDrexciyaは伝説と化し消滅してしまった。そしてURのリーダーであるMike Banksの意向により今後リプレスはされず、本作にてDrexciyaの歴史は永遠に閉ざされる予定だ。ここには最良のエレクトロが収録されており、特に活動初期のレアな作品がコンパイルされていると言う点で非常に価値がある。しかしこれは単なるエレクトロではなく、かつてない程に暗く、不安を煽る程に不吉だ。系譜としては間違いなくKraftwerkやModel 500の魂を受け継いでいるがポップなセンスは徹底的に排除し、抑圧に抗うように荒削りな暴力性と混沌とした深みのあるエレクトロだ。どこか垢抜けないチープなアナログサウンドを多用しながらも、一向に光の射さない深海でもがくように恐怖感が募る。つまりはオーヴァーグラウンドに対し、Drexciyaは深海の住人(アンダーグラウンド)として抗戦をしていたのだ。だから控えめに言っても万人受けする音楽ではないし、冷たく孤独な音に辟易してしまうかもしれない。しかしだからこそ彼らがURクルーとして認められたのも事実で、もし本物のエレクトロを求めているのであればこのシリーズこそ最適であると言える。

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