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Conforce - Escapism (Delsin:90dsr)
Conforce - Escapism
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オランダのDelsinとRush Hourはレーベル買いが可能な信頼の於けるレーベルだが、2007年にRush HourよりデビューしCloneやDelsinからも作品をリリースしているConforceことBoris Bunnikの2ndアルバムは、そんな後ろ盾がなくとも文句無しに素晴らしいアルバムだ。2年前にリリースされた"Machine Conspiracy"(過去レビュー)では初期デトロイト・テクノのピュアな感覚を研ぎ澄ませどちらかと言うと美しい音色に比重を置いた作品だったが、本作では方向性を変えて現在のテクノの主流であるドイツテクノを意識した重厚感とクールさを前面に出している。それが功を奏したのか冒頭の"Revolt DX"からして極度に太いボトムと無機質なハットから生まれるうねるグルーヴに飲み込まれ、次の"Escapism"ではシカゴ・ハウス風な渇いたリズムトラックの上を徘徊するように謎めいたメロディーがふらつき、感情を切り捨て陰鬱ささえ漂う重厚さに覆われていく。鋭利なハットと重く沈み込むベースの間を浮遊するようにダビーなパーカッションが響き渡る"Shadows Of The Invisible"は、真っ暗闇のトンネルを疾走するダブテクノであり、物静かながらもミステリアスな"Aquinas Control"は暗闇が支配する深海への旅を明示するアンビエントだ。"Ominous"に至ってはBerghainを思わせる荒廃したダブ音響のミニマルで、鈍重でありながらハードな質感さえ聞かせている。アルバムにはデトロイト・テクノらしい響きの面影も残っているが、やはり全体のトーンとしては暗く冷たい。過激ではないが質実剛健と言うべきタフなテクノとして、フロアで十分な機能を果たす事は間違いない。

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| TECHNO9 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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