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2012/1/7 TIMEWARP -HAPPY NEW YEAR 2012!- @ Eleven
2012年一発目のパーティーはDJ Alex From TokyoとTRが開催しているTIMEWARPの新年会に行ってきた。ゲストには00年代のドイツハウスシーンを切り開いたInnervisionsからFrank Wiedemann aka Âmeが日本初のライブとして呼ばれており、ヒット曲を多く持つÂmeなればこそのライブには期待せざるを得ない。
1時過ぎに現地入りするとまだ人も疎らでTRがハウシーなプレイを披露していたが、人の少なさもあってかなかなかフロアもプレイも熱くならずにやきもき。気分だけでも上げようと日本酒を飲んでいると人も徐々に集まりだして、TRのプレイにも徐々に激しさや歪さが出て来て程良くフロアも温まる。ハウスではあるがテクノ的なエレクトロニックな音とファンキーな黒さが入り混じり、その中庸なバランスがinnervisionsらしくも感じられた。

そして2時過ぎにはÂme初ライブの為に多くの人が集まる中、DJ Alex From Tokyoの煽りと共にFrank Wiedemannのライブが開始された。幕開けは幻想的で荘厳だがビートレスな展開で引っ張り焦らされると、暫くしてキックが入りだし"Rrose Selavy"が始まる。研ぎ澄まされた音の鳴り、かっちりとした機械的なグルーヴは無機質なようでありながら燻るソウルを秘めており、踊らせると言うよりは聴きこませるライブだ。そして序盤で"Envision(Ame Remix)"が投入されると、どシリアスな曲調ながらもエレクトロニックソウルな歌物ではやはり盛り上がりも一際強く、そこで心を掴んだのかライブも波に乗って行く。更には中盤での"Where We At"はインストバージョンが披露され、マッドなシンセのリフにトライバルなリズムが生み出す狂気のハウスがフロアを飲み込んでいった。そして終盤では待ちに待った"Rej"がプレイされたが、あのメロディは多少アナログ感を強くしながらもパーカッシヴでトライバル感も打ち出して、幾分かライブ仕様に思われた。ラストには淡い歌物トラックがプレイされしみじみとライブは終了したが、意外にも歌物と言うか声ネタの入った曲が多かったのは、やはりÂme(フランス語でSoulの意味)と言うユニット名にも関係しているのかもしれない。機械的に整然としたグルーヴながらも曲調としては恍惚感を呼び起こす旋律や音階があり、そして人の声が生み出す生っぽさも活かし、エレクトロニックなライブにもソウルを込めているようであった。残念だったのはキックやリズムが抜かれる事が多く、気持良く踊っているのにそれを止められてしまう事が多々あった事。ライブではグルーヴ感のキープは難しいのかもしれないが、曲単位では良い素材だけにそれをスムースな流れに乗せられたかったのはもったいない気がした。

なんだかんだで盛り上がったÂmeのライブの後には、ノリの良いDJ Alex From Tokyoが妙に緩いディスコっぽい曲でDJを開始。と思ったら次の曲でミックスせずに即座にがっちりパーティー仕様の上げなハウスに切り替えて、そこからは白も黒も境目なくいつもよりも攻撃的でガチガチとしたプレイを披露。Alexと言えば陽気で温かくて、そして色気とお洒落も兼ね備えた印象があったけど、今回はノリノリな面は変わらずにラフさも感じさせる攻撃性があった。そんなプレイに合わせて踊りたかったけれど前半で日本酒飲み過ぎたせいでぐったりしてしまい、途中何度か寝る始末。起きるといつの間にかFrank WiedemannもDJに加わって二人楽しげにプレイをしており、朝方にはデトロイト・ハウスやシカゴ・ハウスも飛び出し、人の少なくなったフロアでも良い音が鳴っていた。踊り狂う程にDJを聴けなかったのは悔しいが、楽しく過ごせたパーティーだった。

■Âme - Fabric 42(過去レビュー)
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