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2012/1/27 root & branch / UNIT presents "THE FIELD" @ Unit
今ではKompaktの看板的存在にまで成長したThe Fieldですが、テクノやミニマルのみならずクラウトロック等も意識したその音楽性はクラブミュージック外にまで影響を及ぼし、多くのファンを虜にしている模様です。そして昨年3rdアルバムをリリースし満を持しての再来日が決まり、その脇を固める布陣は同じKompaktメンバーであるHiroshi Watanabe、DJ Yogurt、Gonno、Muso Matsuiと抜かりないDJが集まり鉄板のパーティーとなりました。
いつもより早めに現地入りして最初はSaloonのDJ Yogurtによる6時間ワンマンナイトを聴きに。序盤は人も少なめの中、ビートダウンやバレアリックなダウンテンポなどの遅めのグルーヴで焦らすように温かい空気を作りながら、そこにブロークンビーツや生っぽいファンキーな音も混ぜたりと、DJ Yogurtのメロウな一面を打ち出したプレイでほのぼのした時間が続いていました。夜が深くなるにつれ徐々に人も集まりDJ Yogurtのプレイもエレクトロニックな音の比重が増え、Saloonも人でいっぱいになった頃には猛烈な勢いのテクノやトライバル、ハウスへと移行しがっつんがっつんのプレイで盛り上げておりました。勿論DJ Yogurtらしい多幸感は存分に打ち出してセカンドサマー・オブ・ラブな"Don't Fight It,Feel It"や"Dark & Long"、自身のキラキラ眩い"Another Gravity (Kaoru Inoue Remix)"、硬派で厳ついベルリンサウンドの"Compression Session"など大ネタもたっぷり投下。そして"Heavenly Overtone"の絶対的な幸福感に包まれた瞬間はもう笑みが自然と零れるような気持ちで、パーティー前半から素晴らしい盛り上がりを感じられました。

夜も深まった2時半UnitへThe Fieldのバンドセットを聴きに移動しましたが、こちらのフロアも人でパンパンに埋まっており準備は万端。Axel Willnerはハードウェアを操り、サポートにベースとドラムがいるバンドセットは"It's Up There"でライブを開始しました。最初はモコモコとしたシンセが放射され幾度となく繰り返されおぉっと思いきや、そこから焦らすようになかなかリズムが入らず暫くの間立ち尽くしてしまいました。ようやくマシンビートに合わせて人力ドラムによるリズムが入ってきて、The Fieldらしいミニマルによる快楽への螺旋階段が出来上がって一安心。が序盤はグルーヴがもっさりしていて踊れない感じの曲が多く、正直こりゃ外したかなと思いましたよ。しかしそんな杞憂も何処へやら中盤以降は一気にシフトを上げて疾走感のあるトラックに移行し、"Over The Ice"では特徴のあるボイスサンプルが出た瞬間にはフロアも大賑わい。ポップな旋律の反復は快楽の上昇気流を生み出し継続させ、そこに正確なマシンビートが安定感を築き人力ドラムが細かな抑揚と迫力を添加するライブは、テクノだとかロックだとかを意識させないThe Fieldと言う音楽だったのでしょう。アンコールでは"Looping State of Mind"を披露したのですが、これが圧倒的な白い霧靄のフィードバックノイズに覆われて、抜け出せない多幸感が永遠に終わらなければとさえ思われました。前半の音にゆらゆら揺らされる流れから、後半の勢いのあるがっつりダンスな時間帯まで、今考えるとそれでバランスをとっていたのかもしれないですね。

締めを飾るのはHiroshi Watanabe、序盤からギアをトップに入れてフロアから退散するのは許さないような怒涛のテクノをプレイしていました。始まって直ぐに"Acdise #2"をプレイし、更にはこの日の為に用意した"Everlasting(Edit)"などで攻める攻める。PCを駆使した正確無比でスムースな流れを作り、そこにエフェクトで音を飛ばしたり抜いたりあれこれ工夫しながら、エッジの効いた硬いパーカッションが強く打ち付ける重厚感のある世界観でフロアを揺さぶります。重く厚く、しかし彼らしい壮大さも伴いながら秘めたるエモーションが滲み出てくるようなプレイで、一貫したテクノと言う音楽をストイックに鳴らし続けておりました。朝方には朝焼けに合うような綺麗な旋律も多く出てきて清々しく晴々しく心地良い時間帯もあり、ラストでは"Everlasting(Beatless)"の美しい幻想的なメロディーを鳴らしながらプレイを終えました。まるで夢から覚めるような儚げな瞬間、本当に感動的でした。DJ YogurtからThe Field、そしてHiroshi Watanabeへとどの時間帯も全く足踏みが止む事無く踊り明かせた最高のパーティーで、パーティーのある一つの理想型がここにあったと確信しております。

■The Field - Looping State Of Mind(過去レビュー)
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■Hiroshi Watanabe-Mi-Mix(過去レビュー)
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