<< Agoria Featuring Carl Craig & La Scalars - Speechless (Remixes Vol.1) (Infine:IF 2037) | main | Pop & Eye - Toil For Olive Oyl EP (Editainment:TAIN 8) >>
2012/2/11 SOUND CIRCUS vol.02 Laurent Garnier “Our Futur Tour” 2012 @ Sound Museum Vision
昨年はL.B.S(Live Booth Session)として3人編成でのライブで来日したLaurent Garnierですが、本領はやはり音楽の伝道師としてのDJでしょう。ロランと言えばジャンルを横断するロングセットが有名ですが、今回の来日は渋谷に昨年出来たSound Museum Visionへと言う事で時間制限とかはどうなんだろうなどと多少の心配もあったのですが、そこはロランらしく予定を軽くオーバーしてしまうロングセットとなった模様です。
0時半にVision前に到着すると全く行列は出来ておらず、オープン初日とは打って変わってすんなりとした入場が出来ました。荷物をロッカーへ押し込み先ずはGAIA(メインフロア)へ移動すると、以前よりも照明は暗くなっておりクラブ的な感覚は強くなっており一安心でした。がやはりサウンドシステムに難があるのか、高音が非常に耳に痛く響きます。う〜ん、音が小さいのも盛り上がりませんが大き過ぎて痛いのも困りもの、早く改善されると良いのですが。そんなこんなでDJブースを見ると既にLaurent Garnierがプレイ中で、タイムテーブルに拠れば0〜6時までのプレイ時間帯との事でした。前半は抑えめのテクノが終始続いており、ベルリン系やデトロイト系とも異なるシンセの音に癖があるファンキーなサウンド。時間帯が早くまだ上げてないせいもあったけど平坦な流れでなんだか微妙だなと感じつつ、2時過ぎからはヒット曲も織りまぜながらピークタイム向けにグルーヴも走り出しフロアの盛り上がりも確実に増して行きました。"Envision (Ame Remix)"の艶のあるテッキーな歌物や、パッドの美しいテックハウス等も僅かながら使用し、しかし終始空間を埋め尽くすように圧倒的な音の多さで攻勢をかけるテクノで朝までどっかんどっかんと駆け抜けたロラン。確かに屈強な芯があり格好良いファンキーな荒れ狂う音を鳴らし続けているものの、余りにもテクノ一本で押し通すロランにはいつものジャンルを飛び越える音が全く無く、多少の物足りなさもありました。しかし4時頃にはお約束の"The Man With The Red Face"のカヴァーをプレイしフロアを狂乱の渦へと誘いこむと、更にテクノの電子音が充満しながら5時頃にはアシッドハウスのビキビキと強烈な音が意識を覚醒させ、そこからは終息へと向かい始め朝日が差し込む様な綺麗目のテクノや、"Good Life"と言ったハウスクラシックが投入され満ち足りた時間が続きました。その流れで愛くるしい合唱系のディスコや楽しく陽気な空気が溢れ出るラテン音楽が繋がれ、そのまま6時ぴったりに音が途切れる…かと思いきや、デケデケデケデケとあのシンセベースが流れて来たじゃないですか。永遠のディスコクラシック"I Feel Love"でフロアに燃料が投下されると、そこから再度硬質で引き締まった上げ目のテクノで朝方のまったりムードを払拭するように攻め続け、世界各地のパーティーを賑わしている"Acdise #2"で高揚感たっぷりの音がドラマティックな朝方を演出。そこからはRadioheadなども飛び出しジャンルレスなプレイに入りそうだったのですが、自分は足もくたくただったので6時半過ぎには帰路へと着きました。自分が居た時間帯に関しては以前に比べるとテクノに比重を置いた選曲で、ハウスやドラムンベースやニューウェーブ等が聴けなかったのは残念でしたが、テクノ自体は好きだしロランの積極的なテクノセットも珍しいので十分に楽しめました。しかしVisionのGAIAはそれ程大きくない上に人の出入りが激しくて、音に集中し辛いですね。やっぱり好きなDJには是が非でもDeep Spaceでプレイして欲しいと切に願います。

■Laurent Garnier - Excess Luggage(過去レビュー)
Laurent Garnier-Excess Luggage
Amazonで詳しく見る

| EVENT REPORT3 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 11:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/2684
トラックバック