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Loops Of Your Heart - And Never Ending Nights (Magazine:MAGAZINE 5)
Loops Of Your Heart - And Never Ending Nights
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昨年3枚目となるアルバムをリリースし先日は来日ライブでも絶賛されたThe FieldことAxel Willnerは、Kompaktの顔と言える存在にまでなっている。そして溢れる音楽への創作意欲は留まらないのか、彼の友人が運営しているMagazineから何か作品をリリースしないかと依頼された所から生まれたのがこの変名でのアルバムだ。The Fieldではドラムやベース等のサポーターが付きながら生演奏も取り入れたダイナミックを音楽を聞かせるが、しかしLoops Of Your HeartではAxelが一人でベッドルームに篭りマシンを弄り回して作り上げた様な空気が漂っている。と言うか最初に聴いた時の印象がシーケンサーを導入した頃のTangerine DreamやAsh Ra Tempelじゃんと思ってしまった程で、本人もジャーマン・プログレやクラウト・ロックを意識して制作したそうだ。ヴィンテージなアナログシンセやシーケンサー、マシンドラムにTENORI-ONやギター等の電子楽器を使用し一人でこつこつと組み立てた音楽は、全編ビートレスな事もあってか非常に内向的で寂静としたムードが貫いておりアンビエントと呼んでも差し支えはないだろう。The Fieldとも共通するループの反復はあるが本作ではより明瞭で分り易いシーケンスが多用され、その上を足元の覚束ない酩酊感のあるアナログシンセのメロディーが行き先も分からずに浮遊する不安定さが特徴だ。前述のジャーマンプログレが壮大で重厚な展開を繰り広げるのに対し、Axelはよりフラットな快適性と沈静とした密室性を持ち合わせて心地良いアンビエンスを鳴らす事に終始している様である。素朴なアナログシンセの音色の気持ち良さと相まってソフトなトランス感が広がる本作は、昔のジャーマンプログレが好きだった人には懐かしく、そしてそれを知らない世代にも夢に溺愛できる実験的な音楽となり興味を抱かせる事だろう。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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