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2012/3/3 Mirror @ Jicoo
Mirror @ Jicoo 1

日の出桟橋とお台場を往復する未来的な船・Jicoo。松本零士がデザインを手掛けた事で有名なこの船上にて、数年前から定期的に色々な音楽パーティーが催されておりました。音楽的な興味を抜きにしてもJicooに乗ってみたいとは思っていたのですが、この度白石隆之のDJやMingussのライブがJicooで行われるパーティーがあったので、音楽とクルージングの両方を堪能すべく遊びに行ってきました。
Mirror @ Jicoo 2

日の出桟橋からJicooに搭乗すると老若男女、スーツをびしっと決めた人まで様々な人が遊びに来ておりお台場の海の上のパーティーと言う空気が伝わって来ました。船の中ではあるけれどフロア両端にテーブルやらシートがあるのでゆったりと座りながら酒を飲む事も可能で、真ん中はダンスフロアとして踊る事が出来るスペースも確保されており、音楽もお酒も友達とのコミュニケーションも楽しむ事が出来る点で十分な快適性を誇っておりました。



Jicooに乗ったばかりの頃はリラックスした音楽が流れていたものの、いつのまにかSEEPのDJもがっつりダンスモードに移行し船の揺れと音の揺れでゆらゆらと心地良く、そして踊れる空間を創り上げていました。そして踊りに熱中する人もいればシートで語らい合うグループもいたり、お台場を臨む景色を眺める人もいたり、それぞれがJicooと言う非日常空間を楽しんでいたのが印象的でした。

Mirror @ Jicoo 3



moph recordsを主宰する蟻のDJはレーベル音源を多めに使っていたそうですが、クリッキーなパーカッションと跳ね感のあるハウシーなグルーヴを伴う冷ややかなテクノが聴けたり、またエレクトロニカ的なアレンジも感じられる音の構成が面白かったです。この頃にはフロアにも人がいっぱいに溢れており、グルーヴィーなDJプレイにフロアにも歓喜が沸いて熱い賑わいを見せておりました。

Mirror @ Jicoo 4



そしてこの日楽しみにしていたMingussのライブはサクソフォンも加わって、普段とは少々色合いを変えたライブだった様です。序盤から中盤まではアルバムに収録されていない新曲を披露していたのですが、ジャーマン・プログレのドラッギーで混沌とした重厚な空気を纏いつつも、女性らしい優美で繊細なトラックが今まで盛り上がったフロアに束の間の休息をもたらしておりました。とは言いつつも神妙で緊張感が張り詰めた音は真っ向から対峙して聴くべき強度のあるサウンドで、向い合う内にいつしかMingussの荘厳な世界に引き込まれていきました。終盤では重厚で幻想的に美しい"Night of the Vision"を演奏し、そして自身の透明感のある魅惑な歌も披露し張り詰めた空気を保ったままライブを完遂。Jicooの未来的な空気が生み出される空間でのライブは、Mingussの音をよりドラマティックに、そうサウンドトラック的に聞かせてくれたのではと思います。

Mirror @ Jicoo 5



そして最後にプレイしたのが日本のテクノ黎明期から活動している白石隆之。大ベテランだからと言う事でもないのでしょうが、ド派手なトラックは回さなくとも自然と盛り上がっていくプレイを当たり前に行います。正直自分もこの頃になると酒もかなり飲んで出来上がっていたので何を聴いても楽しくなっていたのですが、緩やかに盛り上がるハウスのグルーヴと電子音からも感じられる秘かな情緒の融合、そしてエフェクトを上手く利用したブレイクでの展開の付け方など、どれも憎いくらいに渋くてアダルティーなんですね。船上でのラグジュアリーな空間と音の相性もばっちりで、パーティーの最後を上手く纏めてくれたプレイでした。

Mirror @ Jicoo 6

船上パーティーと言う特殊なスタイルでのパーティーではありますが、音楽の質そのものを軽視する事もなく主宰者が日本のクラブシーンに根ざしたアーティスト/DJを選び抜き、尚且つオールナイトでない事から気軽にパーティーを楽しめるような場を提供し、クラブに来れない人も普段クラブで踊り狂ってる人も混ざって楽しめるパーティーとしてこの様なパーティーは大変意義があるのだと思いました。折角の雰囲気のある空間なので恋人と楽しむもよし、友達と和んで酔っぱらうもよし、一人で来ても素晴らしい音楽と美味しい酒とアーバンな景色がまっているし大丈夫ですよ。
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