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2012/3/24 LIQUIDROOM & METAMORPHOSE presents HOUSE OF LIQUID @ Liquidroom
久しぶりのHOUSE OF LIQUIDはゲストにAkufenのライブにこれまた珍しい砂原良徳のDJ、リキッドロフトではInner ScienceやDJ Yogurtによるノンビートセットと、フロア毎に音楽に差を作り上でも下でも楽しめるパーティー仕様となっておりました。Akufenはマイクロサンプリング、又はカットアップハウスと呼ばれる独特の手法で一躍名を轟かせたアーティストであり、この名義では9年程は新作を出していないにも拘らず今でもファンが多いアーティストです。そして砂原ことまりんはライブ中心の活動を行う為、今回のDJセットは一体どうなるのかと言う楽しみもありました。更にはアンビエント中心のロフトも含め、一体どのような一夜となったのでしょうか。
日を跨いで適度に時間が過ぎてから会場入りすると、メインフロアではNao TokuiがDJプレイ中でした。フロアに入るやいなやレイブアンセムの"Energy Flash"がかかっていて興奮し、その後もちょっと時代を感じつつも強固で素朴なテクノが連続してプレイされ、レイヴの派手に盛り上がる狂気に圧倒されつつ気持ちも昂って良い流れで盛り上がって行きました。

そして期待と不安に包まれていた砂原良徳が登場すると、会場もヒートアップ。となるも出だしは相当に厳粛なディープハウスをプレイし、盛り上がっていた会場の熱気も一旦冷水を浴びせ掛けられました。しかしそのディープハウスたるや波に揺られる様なゆらゆらとした心地良い酩酊感があり、勢いの良い瞬発力に頼る事なく時間をかけて徐々に精神に揺さぶりを掛けていく演出の巧さがありました。そして空間の奥深さを感じさせるダブハウス等も投入して肉体への感度も上げつつ、中盤かはらテックハウスやディスコハウスなどアッパーなトラック中心へのセットへと移行してがつがつと熱狂的にフロアを盛り上げていました。ブレイクを多く用意して派手に展開を作っていたものの、やり過ぎ感を残す事なく上手い具合にファンキーに攻めていたし、砂原のちょっとエスプリが効いたDJセットは意外にもがっつり踊れるイーブンキックの4つ打ちハウスの連続で非常に素晴らしかったです。終盤ではAkufenのカットアップな曲もプレイしていたように聴こえましたが、やはりAkufenを意識したのでしょうか。

会場のボルテージも最高潮に達した時点でAkufenの登場。しかし最初にプレイしたのはヒップホップ調と言うかダウンテンポで、踊る気持ちをいきなり折られてしまいました。その後もブレイクビーツっぽいリズムや手数の多いドラムブレイクなど生っぽいトラック中心で、リズムには拘りが見られるもなかなか素直に踊らせてくれるグルーヴには移行しません。確かに生っぽいアコギやドラムの音がいっぱい入っていてファンキーではあるものの、ネタを細かく切り刻んで投入するマイクロサンプリングなる手法とは異なっていたし、そもそもPCをそれ程弄り回していなかったからライブじゃなかったのか、それともトラックをソフトウェアで繋げていただけなんじゃないかと途中で疑問に思いつつ時間が過ぎて行きました。ライブ開始から30分位してようやく正確な4つ打ちのキックが入るハウスが流れだすも、実にソウルフルで王道的な歌物のハウスだったりとん〜と頭の中に疑問符が常に浮かぶ状態が続きました。曲自体は悪い印象ではなかったけれど、昨日プレイした曲って本当にAkufenの曲だったのでしょうか。アルバムからのヒット曲中心に聞かせて欲しかったのが正直な気持ちですが、流石に10年前のアルバムの曲をそのままプレイするのも本人は気が引けたのかもしれないですね。

消化不良に終わったライブを尻目にLiquid Loftへと移動し、珍しくもアンビエント/ノンビートセットを行なっているDJ Yogurtを聴く事に。Vainqueurのモクモクと上物が霞がかった抽象的なトラックをゆったりと張り巡らせつつ、そこから意外にも"Can You Feel It"と言うアンビエント・ハウスの名作でフロアを至福の空気で満たして、ダンスから解放された時間帯を上手い具合に提供してくれました。またThe Orbの通称"Lovin' You"でドープなアンビエントへ移行したり、Ian O'Brienのジャジーで鎮静な佇まいの曲やJohn Beltranの夕暮れの切なさに満ちた曲、又はSpacemen 3のドラッギーな危うさを匂わせるノンビート物もプレイしたりと、全てがノンビート言う訳ではなかったもののアンビエント中心なプレイは物珍しさもあって新鮮に感じられつつ、Loftの雰囲気は和みと安堵に満ちていてとても快適なフロアへと生まれ変わっていました。メインフロアもサブフロアも同様に盛り上げてしまうパーティーが多い中で、今回の様に忠実にアンビエントフロアを作り上げる事は挑戦的であるし、またそれが現実に成功していたので今後も同じ試みを行なって欲しいと思います。そんなこんなで5時過ぎまでアンビエンスな空間でだらだら酒を飲み音に酔いしれ、心地良い朝を迎える事が出来ました。

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コメント
やはり来てましたか!俺も行きました!しかし、誰がマチュさんかわからず、DJ Yogurtの時に「Tokyo Experiment」と囁きまわりましたが結局、会えずじまいでした。そんなことより、感想を一つ。
まりん:平凡すぎ、期待はずれ。空気を読んだのか、DJ慣れしていないのかまりんらしさゼロ。LIVEの時のようなストイック&踊らせない&観客引きまくりみたいな衝撃が欲しかったです。エイフェックス・ツイン、ケン・イシイのよう彼もLIVEでこそ映える人なのだと思いました。
アクフェン:なんか普通のハウスでした。ギターのサンプルとか確かにアクフェンらしい感じなんだけど、彼の音楽はもっとみじん切りのごとく切り刻んでつんのめってたよなぁのひと言。後半からそうなっていくのかと思ったら結局なし。酔っ払ってからんできた兄ちゃんも「昔はもっと激しかったよなぁ・・・。」と言ってました。それでも周りは結構、喜んでましたけど。

というわけで、ちょっと期待はずれで終わってしまいました。
| ゾウィ | 2012/03/25 11:53 AM |
>ゾウィさん
Tokyo Experimentって叫んでたんですかw?!ロフトで叫んでいたら僕も気が付きそうなものですが、気が付かなかったですね。

砂原良徳はメインフロアなので踊らせないと言う気持ちもあるでしょうし、ライブとDJは全くの別物と考えれば良いのかなと思います。勿論ライブの方が彼の音楽性をより体験出来るのは間違いないですが、DJも踊れて僕は楽しめました。

Akufenは本当に何だったのか、今でも真意が分かりません。初来日の時はぶんぶん重いキックや切り刻まれたメロディーとかリズムを多用していて、めっちゃファンキーなライブだったんですが。後半で爆発させるのかと思いきやメロウなハウスが出て来て、あれっ?て感じでしたね。
| マチュ | 2012/03/25 5:32 PM |
今回のアクフェン同じような不評をいくつか目にしたのですが、マチュさんのレビュー見ると、どうやらかなり私の好きそうな感じでそそられてしまいました。

たしかにMy Wayは衝撃過ぎて人々の心には大きく残ってるのかもしれないけど元々あの人はやりたいことが色々ある人なのかもね。どちらにせよ次回は聴けるといいな。
| takesht | 2012/03/29 12:48 PM |
>takeshtさん
もっとブンブンとしたベースラインと跳ねるキック、そして切り刻まれた上物でぶっ飛べるライブを聴きたいのだけど、今回のを聴く限りではもうあの路線はやらないのかも。

でも新作のEPを試聴するとラテンぽさもあったりひょうきんなサンプリングもあたり、意外と楽しくはあるんだよね。なのでまだまだ目は離せないね
| マチュ | 2012/03/29 7:59 PM |
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