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Nick Anthony Simoncino - The Dream Of Amnesia (Thug Records:THU0007)
Simoncino - The Dream Of Amnesia

「アムネジアの夢」と冠されたタイトル、そしてその空気をそのまま投影した美しいジャケット、もし貴方がこのアルバムについて何も知らなかったとしてもレコード屋で見かけただけで魅了されるだろうパッケージに違いない。このアルバムを制作したのはイタリア人のDJ/アーティストであるSimone VescovoことSimoncinoで、Nicholasと並びイタリアからオールド・スクールなシカゴ・ハウス/デトロイト・テクノへの復権を推し進める気鋭のアーティストだ。今までにもリミキサーとしてシカゴの伝説的な才人を起用するなどその妄信的な音楽愛は真のモノであったが、この初のアルバムもトラック制作の段階からしてTR808やTR909などの古いドラムマシンからヴィンテージなシンセサイザーにカセットテープのレコーダーまで使用し、完全に時代に逆行したローファイを目指してコンピューターやソフトウェアを一切排除して作り上げた作品だ。現世から隔絶されたタイトルやジャケットの透明感、そしてその制作方法から思いつくのがLarry Heardであろうが、実際のトラックも質素で生々しいキック/パーカッションや透明感のある幻想的なシンセが人肌の温もりを表現する80年台のシカゴ・ハウスだ。この作品を聴いて今が本当に2012年なのかと疑いたくなるが、間違いなくこれは2010年台から生まれたシカゴ・ハウスであり、音自体はチープで味気ないのに何故にこうも切ない程に感傷的であり、地味ながらも芯のある荒々しさを伴うのか。全体的な温度感は低めで瞬発力で盛り上がる曲は無いが、じわじわと低温で燻りながら何時の間にか心に火を灯すようなスルメ的なハウスで、もうこれはイタリアからのなんて説明は不要な位に本物のシカゴ・ハウスだ。その証拠にアルバムのラストには本家からLarry Heardがリミックスを提供しており、またこれが12分超えのアシッドが不気味かつ激渋メロウなディープハウスで、その金太郎飴的な作風も極めれば偉大である。データ配信もCDも無しのアナログ2枚組と言うフォーマットでのリリースで、リリースまでの全てにこだわりを持ったアルバムにほとほと頭が下がる思いだ。

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| HOUSE7 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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