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2012/04/29 Cassette label duenn presents ¨ex¨ @ 落合SOUP
GW前半で踊りまくった後での最後の締めは、福岡のアーティスト・duennが主宰するカセットレーベルであるduennの東京初パーティー。このレーベルはデジタル配信が増すこのご時世の中で、CDでもなくヴァイナルでもなくカセットで活動を行なっております。この度はカセットでの新作リリースを行った流れからなのか白石隆之、duennとコラボレートした元Supercarのナカコーのプロジェクト・nyantora、ライターである原雅明を呼び寄せ、そしてduenn本人によるライブも披露するパーティーとなりました。
先ずはレーベル主宰者であるduennのライブ。CDJと幾つかの電子楽器を使用したライブは、フィールド・レコーディングに強烈な電子音を被せて行くアンビエントな音響ライブでした。水が流れる川の音やあぶくが弾ける自然の音をバックに、duennが機器を操作すると太い発信音が浮かんできたり強く差し込んできたり、ビートは殆どない中でのフラットな展開を聞かせていました。快楽的なだけのアンビエントではなくて、緊張感が継続する中でのチルアウトとでも呼ぶべき自然音と電子音の融和があり、音に正面から向かい合って聴き込んでしまいましたよ。

その後は原雅明が30分程DJを披露していましたが、こちらは一転してジャズやエスニック、民族音楽、アジアンミュージックなどのオーガニックで温かい音が中心でした。緩いグルーヴながらもリズミカルで体も小気味良く揺れ、会場の雰囲気も和やかなムードに。

そしてお待ちかね白石隆之によるアンビエントと言うかフリースタイルな90分にも及ぶ音楽の旅の始まり。自前でミキサーを持ち込んでのアナログオンリーでプレイしましたが、ネタがジャズや現代音楽、民族音楽にプログレッシヴ・ロック等多岐に渡りながら、ミキサーを通して出てくる音は前衛的で刺激的。ギターサウンドがか弱く輝くように美しいFripp & Eno、民族的なミニマルであるRoland P. Young、コズミックな感覚さえ生み出すTerry Rileyの曲など使用曲はみんなアナログで旧世代の物ばかりなのに、全然古臭くないばかりかミキサーを千手観音の様に操る白石さんの手によって音はデジタルダブミックスされ、最早DJと言うよりは新しい音楽を創造するライブと言っても過言ではないものでした。音に強烈な個性はありながらも耳に優しく入ってくる快適性もあり、攻めのアンビエントを今回も体験出来てとても良かったです。

最後にはロックファンには馴染み深い、そして僕も大好きだった元Supercarのナカコー演じるnyantoraのライブ。CDJ2台に恐らくiPadを使用した、まあライブと言うよりはDJと呼ぶべきか。自身のトラックを流していたと推測されるのだけど、前半はナレーションが入ったSF的なサントラっぽいアンビエントが続いて、後半になるとどんどん音が増えていって電子音響に包まれる完全なエレクトロニックの世界に統一されていました。後半は音の密度が高過ぎてごちゃごちゃして耳が疲れたのと、元々電子音楽から始まった人ではないせいかクラブミュージックを発端とする人みたいにはグルーヴ感は感じられなかったな。そんな訳で恐らく大半のSupercarのファンがそうである様に、僕もナカコーにはSupercarの様なギターロックをやって欲しいなと思いました。

■Takayuki Shiraishi - TIME6328(過去レビュー)
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