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DJ Mitsu The Beats - Beat Installments (Jazzy Sport:JSPCDK-1007)
DJ Mitsu The Beats - Beat Installments
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ヒップホップをベースにジャズ、ブロークンビーツ、ソウル、ファンクなど飲み込んで世界へと飛翔したDJ Mitsu The Beatsの2年ぶりとなるアルバムはその名の通り、「ビート物の一冊」となる歌物は一切なしのインストアルバム。前述したようにヒップホップが基本にありながら音楽的な教養の深さがあり、そしてトラック・メロディーメーカーとして才能を開花させた彼のヒップホップは、インストだからこそ曲それ自体が映える曲構成を持ってるのだから、このインストアルバムは待っていましたと言わんばかりの作品になっている。恐らくビートの多くはサンプリング、また上物に関してはムーグ・シンセやフェンダー・ローズを用いたトラックメイクをしている事からアルバムの統一感はかっちりと固まっているが、単なるループの繰り返しになる単純なヒップホップとは全く一線を画す豊かなメロディーを持ち合わせたインストゥルメンタル集だ。元々ヒップホップだけではなかったものの、本作ではよりヒップホップとしての意識を抑え様々なビートを並列させ軽やかにビートを行き来する。これがヒップホップかジャズか、またはファンクかハウスだとかそんなジャンル合わせが無意味に思える程に各音楽の要素が溶け込んでいて、広がりを持たせつつも一つのアルバムとして纏め上げた手腕はクロスオーヴァーを体現してきた経験の賜物だろう。優雅に滲み出る黒さと、甘くて渋いファンキーさが交じり合う極上のインスト集だ。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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