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2012/7/6 UNIT 8TH ANNIVERSARY PARTY featuring ANDREW WEATHERALL @ Unit
2004年から続く代官山のクラブ/ライブハウスであるUnitも、遂に8周年を迎えております。Unit、Saloon、Uniceと言う3つのフロアを所有し多角的なパーティーを行える箱では夜な夜なテクノ/ハウスに限らずライブイベントも開催され賑わっていますが、アニヴァーサリー・パーティーの初日を演出するのはUKテクノ番長であるAndrew Weatherall。前回は大規模なフェスティバルでの来日でクラブでは数年プレイしていなかったものの、ようやくアニヴァーサリーと言う大舞台に合わせてクラブでロングセットを披露する機会に恵まれました。
メインフロアのオープニングを飾るのはDJ Yogurt。90年頃にUKに渡りリアルタイムでマッドチェスターやセカンド・サマー・オブ・ラブの時代を体験したDJだからこそ、Weatherallのへと橋渡しをする役割を果たすのにはうってつけであろう。この日はWeatherallがスロー目な曲をプレイする事を予想して、DJ Yogurtも前半は比較的緩いグルーヴのインディーダンスを披露。じっくりと煮詰めていくようにゆったりと踊らせつつ"Soon (Andrew Weatherall Remix)”もお約束のようにプレイし、後半からは"Power To The People (YO&KO Edit)"や”Tomorrow Never Knows (House Remix)”などロックネタも混ぜてロックとダンスが邂逅した時代を演出。そのまま"Flying Bugz (Kaoru Inoue Remix)"のような快楽の高みに上り詰める疾走感のあるテックハウスまで行き着いて、享楽的な開放感のある90年頃の空気を見事に表現していたと思います。

そしてタイムテーブル通りにAndrew Weatherallの時間帯に彼がブースに入る頃には、フロアどころか後ろのバースペースまで人で溢れて身動きが出来なくなりました。Weatherallは髭ボーボーで下町のテーラーらしい職人さんみたいな出で立ちをしていて、アンダーグラウンドを地に行くスピリッツとその野暮ったい風貌のギャップが微笑ましいです。プレイ自体は最近リリースされたMIXCD「Masterpiece」を下地としたスローなディスコティックでロッキンな、そしてアシッドテイストも時折添加される忍耐力を要求されるセット。アニヴァーサリーとは思えない程に地味にじわじわと丁寧に繋げていくプレイは、確かに一瞬でピークへと上り詰める瞬発力はないものの、ブレイクも多様せずに不良気分満々なエグいベースラインやトリッピーな音で覚醒感を煽っていました。フロアも歓声がワーワー上がる事は少なく各々がWeatherallの粘着力のあるグルーヴに絡まれるようにゆらゆらと音に身を任せ、静かにしかし脈打つように人混みも盛り上がるの不思議なフロア。正直こんなDJプレイはかつて聴いた事がなくWeatherall自身も質問された際に表現に困ったそうで、これを"Hypno-Beat”と呼ぶそうだ。アシッドハウスもエレクトロもロックもディスコも折衷主義的に取り込むその音は、確かにヒプノティック=催眠的で中毒性のある音で、"Hypno-Beat”と呼ぶのも納得な音。正確に規則正しく刻まれる遅い、しかし波に乗れる4つ打ちグルーヴは終始途切れる事なく続き、朝方には更に単純化されたミニマル色を強めたテクノも投入され、フロアの盛り上がりは徐々にピークへと向かっているようでした。が、盛り上がっているにもかかわらずなんと5時半過ぎにはメインフロアの音はばっさりと止まり、そこでWeatherallのプレイは終了。事前に発表されていたタイムテーブルからは皆がもっと長いロングセットを予想していたらしく、フロアからはもう終わり?の不満の言葉が多く聞かれました。自分もロングセットを予想して体力を温存して遊んでいたのに、まさかこんな早く終わるとは全く予想だに出来ず消化不良な気持ちです。Weatherallのプレイ自体は非常に素晴らしかったからもっと踊りたかったし、元から4時間きっかりと言う事が分かっていればそれに合わせて最初からがん踊りしていたとも思うし、事前にクローズ未定のロングセットと煽っていた分だけちょっと肩透かしを喰らってしまいましたね。と不満も多少は残りましたが、アニヴァーサリーにしては派手さだけを求めるのではなくダンスミュージックの地下の部分に焦点を当てた挑戦的な趣旨もあり、愉快痛快なパーティーでお世辞抜きに濃厚な不良のダンスミュージックを楽しむ事が出来ました。

■Masterpiece Created By Andrew Weatherall(過去レビュー)
Masterpiece Created By Andrew Weatherall
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