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2012/7/21 Easy Listening @ Grassroots
久しぶりに高円寺の酔いどれ酒場兼、挑発的なダンスミュージックが夜な夜な鳴るクラブでもあるGrassrootsに行ってきました。"Easy Listening"なんてタイトルの何だか気の抜けたパーティーだったのですが、なんとそこに集結したのは千葉はFuture TerrorのHaruka、そして同じく千葉はBlack ForestのKuri、そしてマッチョな肉体系テクノを誇示するKeihin、Black Smoker Records主宰のKiller Bongと、一癖も二癖もあるアンダーグラウンドを生き抜いてきたDJだったのです。こんな人達が集まれば当然"Easy Listening"な音楽になる訳にもなく、面白い一夜になるだろうなと期待してパーティーへと足を運ぶ事に。
パーティー序盤の時間を担当したのはKuriだったのですが、一番最初と言う事もあってかダブステップやテクノをかけつつも比較的大人しく緩いグルーヴで温度を上げない展開。とは言っても緊張感が張り詰めていて過激ではないけれど、隙も見せないようなシリアスなサウンドで淡々とGrassroots内の雰囲気をマッドに染めていきました。

続いてKeihinはと言うとピークタイムの時間帯に合わせて、彼らしいマッチョで質実剛健なダブステップ×テクノの怒涛の突進力を披露していました。音自体は削ぎ落とされながらも一つ一つの太い電子音が腹を乱打する暴力的な攻撃性を誇っていて、鍛え上げた肉体を感じさせる張り詰めたグルーヴが素晴らしい。突き抜ける疾走感と四方八方に向けたバウンス感、そしてある意味トランス的に神経を刺激する電子音の波に覆われて、夜が深まるにつれてKeihinのダークで凶悪な世界へと引き込まれて行きました。時折黒いファンキーなディープ・ハウスもミックスしたりして、黒いテクノと言うプレイがぴったりな音でしたね。

そしてKiller Bong、この人はラッパーでありライブをする事が多い印象でしたが、昨日はDJセットを披露。エレクトロニカ、ヒップホップ、テクノ、ドラムン・ベースなどなど色々な音が交錯しながらも、ノイズ混じりに歪めたれた音は退廃的もあり到底普通とは言えない狂ったダンスミュージック。ジャンル的にどう表現すべきか分からない、つまりはKiller Bongの音楽と呼ぶしかないのですが、その自由奔放なプレイは面白さと混沌が入り交じる挑発的なプレイだったと思います。

パーティーの終盤で"Easy Listening"を主宰するHarukaが登場。まだまだパーティーは終わらない、そんな意思を主張するかのようにすぅ~っと横滑りするしなやかなテクノを丁寧に繋いで、朝方にも拘らず途切れなく疾走するグルーヴがフロアに満ちていました。薄い霞がかった電子音の膜を空間に隙間なく埋めていき、絶えずもくもくとしたガスが充満し意識を侵食する中毒的なプレイは快楽的でもありつつ、確かに"Easy Listening"と言うコンセプトにも合致する心地良い音でもありました。夏の朝にも最適な温度を下げる無機質でクールな電子音に包まれながら、日が昇る時間帯からはドローン/アンビエント/ダブ化して遂にダンスからも解放される時間帯が。意識も消え行く荘厳なドローンの膜に包まれながら体をゆったりと音に委ねれば、そこに待ち受けるのは涅槃の境地。普段はクラブでドローン/アンビエントな音が聴ける事は多くないけれど、朝方の疲労困憊な時間帯にフロアでこの手の音が聴ける事がこんなにも心地良いなんて、もっと日本のクラブにもチルアウト・ルームが出来れば良いのにと思いました。と7時を過ぎてもHarukaが爽やかな空気を取り込みながらプレイを続けておりましたが、自分は十分に満足したので7時半前に離脱。最初から最後まで4人が各々の個性を発しつつ、アンダーグラウンドを体現した一夜で本当に楽しかったですね。
| EVENT REPORT3 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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