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Moritz Von Oswald Trio - Fetch (Honest Jon's Records:HJRCD67)
Moritz Von Oswald Trio - Fetch
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Moritz Von Oswald+Max Loderbauer+Vladislav Delay=Moritz Von Oswald Trioの通算4枚目のアルバムは、更にベースとサクソフォンにトランペットが加わったセクステットによるもので、最早トリオと言うバンド名以上の即興電子音楽となっている。この新作での目に見えて分かる変化は今まで抽象性を保った曲名だったのが、ここでは"Jam"、"Dark"、"Club"、"Yangissa"と曲調をタイトルとして表現したのだろうか具体性を意識している事だ。最も即興音楽としてのジャズの手法を踏襲しているのが"Jam"であり、ここに決まりきった展開と言うものはなく各プレイヤーの裁量に任せたような演奏をしながら徹底的に抽象性を高める手法により、電子音楽と言う半ばシーケンスに固定されがちな音楽の殻を打ち破る事に成功している。そして"Dark"はと言うとリズムは具体性を増しながらシーケンスを守るものの、朧気に浮かび上がるシンセサイザーやダブの音響で加工されたパーカッション群は明確な姿を見せる事なく、暗闇の中でドロドロと融解する重力場を表現している。"Club"はもう正にタイトル通りにフロア仕様なミニマルダブで、Moritzが取り組んでいたRhythm & Soundの土着レゲエを人力テクノ化したものだろう。異空間から這い出してくるDelayのメタルパーカッションや鈍く原始的な鳴りを聞かせるシンセサイザーには、脈々とし血が通う人間臭いファンクネスさえ感じられる。そしてラストの”Yangissa”は何を示しているのかは分からないが、ワルツ調の跳ねたリズムと歪なパーカッションの攻めと闇の奥に鳴るホーンの音が妖艶なエキゾチシズムを生み出している。初期の頃は微細な変化を遂げるミニマルミュージックの手法を活かしたテクノをやっていたMoritz Von Oswald Trioも、作品数を重ねるに連れて生の即興性をより理解し制約から解放されて自由なプレイをしているように思われるが、本作はもう行き着く所まで来てしまった感さえある力作だ。

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| TECHNO9 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
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Fetch / Moritz von Oswald Trio
German モノが続いておりますが、今日は MvOT こと Moritz von Oswald Trio のスタジオアルバム 3 枚目。2 枚目がリリースされたときに、次回作のタイトルは「斜め」だと予想したのだが、全然違いましたね。パッケージのデザインも、従来とはずいぶん雰囲気が違います。
| 音盤収集病患者の館 − 裏 MDRH | 2012/10/05 12:27 AM |