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2012/8/3 HIROSHI WATANABE "Contact To The Spirits 2" RELEASE PARTY @ Air
ワタナベヒロシにとって特別な意味合いを持つまでになったMIXCD「Contact To The Spirits 2」のリリースパーティーが日本各地に渡って開催されましたが、その最終章は代官山はAIRにて開かれました。特にこの最終章ではMIXCDにも曲が起用されワタナベさんが気になっているアーティストを集め、デトロイトからはミニマル・ダブ狂のDeepchord presents Echospace、日本からはワタナベさんもプロデュースしたMingussにJun Yamabe exe MexicoやBirdcageが出演とリリースパーティーのラストを飾るに相応しいパーティーとなりました。
普段よりも早めに日が変わってすぐにクラブに入るとJun Yamabe exe Mexicoがプレイ中。何気に彼のDJを聴くのは初めてだったはずですが、まだ早い時間帯にも拘らずクールでミニマル調なテックハウスをプレイしていて既に踊る準備は万全でした。今回はなんと彼が手掛けた作品のみでDJをすると言う話でした。かつてのMexico名義の曲がメロディアスで疾走感のあるテックハウスだった記憶があるけれど、昨日は比較的展開を抑えてもうちょっとテクノ寄りな印象を受けました。と思っていたら途中からはMexico名義らしい美しいパッドも入ってきて壮大な展開を繰り広げるようになり、本人もブース内で両手を振り上げ絶叫し早速フロアも盛り上がっておりました。

そして先日Dommuneにてトリオバンドでのライブも好評だったMinguss、AIRではデュオでのライブを披露。本人はMC-303を操作しつつ隣ではサックスプレイヤーが曲にカオティックな味付けをするライブは、序盤はほぼノンビートで引っ張っていくと言うメインフロアではかなりの挑戦的な音でした。ビートが無い分だけ丁寧に作り込まれた音色はクラブでも繊細に美しく響くし、そこにサックスが加わると民族的な空気やジャズの要素も感じられるようになり、もはやテクノと言う言葉では表現出来ないライブになっていました。恐らくCDには収録されていない新曲が中心で、エレクトロ・ブルースかジャーマン・プログレとでも呼ぶべき電子音が入り交じる混沌としたサウンドスケープは、今後のMingussの方向性を指し示している気がします。昨日は歌物が少なかったのですが、CDでは幻想的な歌声も披露しているので今度は是非ともライブでも歌をいっぱい聴けると良いなと思いました。

さてさて厳粛なMingussのライブから一転、遂にデトロイト・ミニマル・ダブの先駆者であるDeepchord presents Echospaceが登場。今回はRod Modellは来日せずにStephen Hitchell単独でのライブとなりましたが、この人達の場合一人だろうが二人だろうがお構いなしの予想通りの笑っちゃう位のミニマル・ダブ祭りで飛ばしまくっていました。本来は彼等のライブはアンビエント寄りな緩ダブらしいのですが、何と昨夜はオーガナイザーたっての希望によりダンスセットを敢行したとの事。正にダンスセットとはその通りで強烈で単調な4つ打ちを配しながら、その上で煙を吹かすようにスモーキーなリヴァーブを軽めにかけながら残響音のトンネルを作っていました。敢えて展開させない単調なループがいつの間にか気付かないうちに微細な変化を繰り返しながら、過剰ではない心地良い残響音の波に揺られてゆ〜らゆら。容赦無いキックに打ち付けられながら抑え目のアンビエンスな上モノは快楽的で、ピークタイムに相応しいライブでしたね。

そんな快楽的なライブが終わり、遂にパーティーのホストであるHiroshi Watanabeの登場。近年は荘厳な叙情感よりも攻撃的な面も強調しつつある彼のプレイは、出だしからテンションをマックスまで高めてのハイエナジーかつ持続力を伴うテクノセットで攻め続けていました。以前ならばテックハウスと言うジャンルに区分けされるような印象はありましたが、ここ最近はテクノもミニマルもプログレッシブハウスもデトロイトもミニマルダブも一緒くたでジャンルを意識させないプレイです。体の芯にまで食い込んでくる重く太いリズムに覚醒的な上モノや宙を飛び交うパーカッションを織り交ぜ、恐らくリヴァーブやフランジャー等のエフェクトも使用しているのだろうか、空間に隙間なく音を敷き詰めていき圧倒的な音の波によってフロアを埋め尽くす壮大なストーリーを描き出していました。鬼気迫ると言う表現が相応しいワタナベさんの押しまくるプレイは怒涛のプレッシャーでフロアを沸かせつつ、朝方になると少しずつ音数を減らして空間に隙間を作りながら開放感のある音も混ぜ、デトロイトクラシックである"4 My Peepz"に"At Les"を被せるC2縛りも見せるなど心憎い演出もしました。結局3時間以上にも及びながら密度の高いDJを続け、ラストには恐らくKaitoの新曲である"Star Of Snow"からKaitoの大傑作である"Intension"が繋がれると言う余りにも感動的な朝を迎え、本当に感極まる瞬間が待ち侘びていました。ストリングスが自由に飛び交い爽やかで切ない"Star Of Snow"、そして体が魂が抜けてしまう程に心神喪失を伴う究極的に美しい"Intension"と、まさかKaitoの曲でラストを締めくくれるなんて。

フロアには早くから人も集まりラストまで残って笑みを浮かべならが踊っていた人もいて、この日の為に念入りに企画したオーガーナイザーやスタッフ、そして出演したアーティストにホストであるワタナベさん、そしてフロアで踊っていたクラバーの方々、多くの人の力により素晴らしいパーティーとなったと思います。自分も酒を飲みまくって久しぶりに会えた友人とも楽しむ事が出来て、そしてフロアで至福の気持ちに包まれながら踊り、本当に心に残るパーティーになりました。

■Hiroshi Watanabe - Contact To The Spirits 2(過去レビュー)
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■Minguss - Night Of The Vision(過去レビュー)
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■Jun Yamabe & Enitokwa - Bisai(過去レビュー)
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