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MCDE 1209 (MCDE:MCDE 1209)
MCDE 1209
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Pablo Valentinoが主宰する欧州からのビートダウン推進レーベル・MCDEの9作目は、レーベルの顔であるMotor City Drum Ensembleの変名であるJayson BrothersにCreative Swing AllianceとPablo Valentinoの作品を収録したスプリット盤。Jayson Brothersは"Drop Back"と"North & Pulask"の2曲を提供しており、どちらも夜道を彷徨うようなマイナー調のコード展開と呟きのボイスサンプルを執拗に繰り返す黒光りするハウスを披露。生っぽい質感もありながら上品に蒸留されたモダンな音質で、今のフロアの感覚にぴったりと嵌るトラックメイキングの安定感は流石だ。しかしこのEPで耳に残ったのは裏面の2曲でCreative Swing Allianceの"Yeah!"とPablo Valentinoの"Like it was '99"だ。"Yeah!"はそのタイトル通りにイエーと呟くファンキーなサンプルをループさせ、エレクトロニック音を華麗にコード展開させて軽やかに舞い踊るグルーヴが生み出したフュージョン・ハウスで、これは本当にパーティーで盛り上がるであろう多幸感に溢れた名曲だ。一方で"Like it was '99"はぐっと重心を落とした粘り気のあるグルーヴに控え目なエレピが仄かに上品さを演出する正にビートダウンとでも呼ぶべきハウスで、生っぽいファンキーなベースラインや艶のあるボーカルサンプルが余計に黒さを色濃くしている。安堵感に溢れたこの曲は疲れの溜まった朝方のフロアで聴けたら気持ち良さそうだ。計4曲、MCDEと言うレーベルのブラックミュージックに向かう方向性をしっかりと感じられる内容で、今回も間違い無しの一枚だ。

試聴

Check "Pablo Valentino" & "Motor City Drum Ensemble"
| HOUSE8 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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