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Ragrange Symphony - Ragrange Point EP (Ragrange Records:RR04)
Ragrange Symphony - Ragrange Point EP
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Rondenionが主宰するレーベル・Ragrangeから"Ragrange Symphony”なるレーベル名を冠した謎のユニットのデビュー作が発表された。実はそのユニットこそRondenionにKez YM、No Milkが加わった日本に於いて屈指のブラックミュージックへの偏愛を示す猛者集団であり、この面子が集まって期待しないわけがない。タイトル曲である"Ragrange Point"からして期待通りの黒くワイルドなエナジーを発散する粗暴なハウスであり、この荒々しく逞しい威風堂々のグルーヴ感が通底している。確かに力強く骨太な4つ打ちのリズムが先導しているが、しかし繊細に彩りを添えるエレピやセクシーなボーカルサンプルは控えめに優雅さも演出しており、野性的なファンクネスと都会的な優美さを兼ね備えたビートダウン・ハウスとなっている。また"Energy"では金属的にテッキーな上モノを前面に出して黒さを濾過したデトロイトフォロー的なトラックを披露しているが、彼らにしてはこの西洋的なテックハウスに取り組んだ意外性を感じさせつつ、跳ねるビート感もしっかりあってクールな曲となっている。裏面にはこれぞデトロイト・ハウスな"Up in The Dimension"を収録していて、終始バックでがや声が流れ続ける中でエレピやホーン系の覚束ないメロディーがサイケデリックな空気を生み出している。そしてマイナー調のシンセのコード展開はしっとりとした落ち着きを、ジャストな4つ打ちは安定感を生み出し、どっぷりと黒く染め上げるディープ・ハウスは本当にセクシーだ。どれも本場のデトロイトやNYに負けないファンクネスが迸っており、こんな音が日本からも出てくるなんて本当に喜ばしい事だ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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