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Moody - Why Do U Feel EP (KDJ:KDJ42)
Moody - Why Do U Feel EP
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ここ数年アルバムはリリースしていないもののEP単位で着実にファンを虜にしているKenny Dixon Jr.ことMoodymann、精力旺盛なのか前作から間を空けず今年2枚目となるEPをリリースした。新作も前作の路線を引き継ぎライブ感溢れるジャズ/ファンクセッションらしい臨場感溢れる音を打ち出しているが、"Why Do U Feel"の何処か不完全そうな楽曲は一体何なのだろうか。乱れながら声を振り絞るように歌い上げる女性ボーカル、掻き消えそうながらも何とかグルーヴを作るドラムやエレピ、それが何時の間にか走り出してハウスのグルーヴを刻む。しかし何処か空虚で乾いた空気を保ちながら、Moodymanにしては胸にぽっかりと穴を開けたまま消え行ってしまう。まるで侘び寂びのような美しさとも言えるだろうか、決して手を振り上げて鼓舞する事もなければ派手に盛り上げる事もなく控え目な優美さを聞かせている。しかし裏面にはMo Moody名義のEPに収録されたレアトラックである"I Got Werk"が収録されているが、こちらはMoodymannがどす黒く卑猥な歌を披露しダーティーなベースラインが先導する荒ぶれたパーティー・チューンとなっている。都会の雑踏の汚れた空気で澱みながらも、しかしその中で艶を垣間見せる美しさにはMoodymannの黒人音楽を一心に貫くピュアな感情さえ感じられる。そして吐息を吐く官能的な女性ボーカルが艶かしい"Born 2 Die"も、闇夜へ誘うようにそっと黒く染め上げるハウスとなっている。徐々にプログラミング+サンプリング主体の作風から生音化を強めているMoodymannではあるが、しかしよくよく聴けば初期の頃から黒人音楽を貫くスタイルと言う点では不変であり、いやむしろより原点である黒人音楽に向かっているように思われる。

MOODY - Why Do U Feel EP preview by mahoganimusic

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