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Crue-L Grand Orchestra vs Seahawks - Bon Voyage Trip (Crue-L Records:KYTHMAK144)
Crue-L Grand Orchestra vs Seahawks - Bon Voyage Trip

日本を代表するバリアリック・レーベルであるCrue-L Records。そのレーベルの主軸となる瀧見憲司率いるCrue-L Grand Orchestraと、UKから飛び出した新星バレアリックバンドのSeahawksの運命的とも言える邂逅が結実。Seahawksがバレアリック志向とは言えども偏にそれだけはなく、そこにはクラウト・ロックやニューディスコにAORなど様々な要素を持ち合わせていて、そんな雑多性が確かにCrue-L Recordsとも共鳴する点があったのだろう。本作はCrue-L Grand Orchestraの数々の作品をSeahawksが分解/再構築した作品との事だが、どの箇所にどの曲が使われているのかと言った事は正直なところ分からない。しかし"Bon Voyage Trip"と言うタイトル通りにパラダイスへと向かっていく大航海は、儚げな浮世の世界を忘れさせ一時の解放された精神旅行へと導いてくれるCrue-L Grand Orchestraの音楽観を見事に再構築している。正確に刻まれるディスコティックな4つ打ちの上をずんずんと脈打つベースライン、そして幻想的なパッドがフローティングしピアノのコードラインが揺れながら霞の奥にサイケデリックなギターサウンドが鳴り、極彩色な世界を浮かび上がらせる。広大な青空の下、ヨットでクルージングしながら未知なるパラダイスへと向かう大航海のようなバレアリックな世界は、限りなく壮大でどこまでも大らかだ。ブルークリアヴァイナルの爽やかな青さも音と完全に同期し、片面だけのアナログながらも10分を越すロングトリップに大満足である。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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