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2012/10/20 THE ORB JAPAN TOUR 2012 @ eleven
先日Lee 'Scratch' Perryとコラボレートしテクノとレゲエ/ダブを高純度で融合させたアルバムをリリースしたThe Orb。アルバムリリースパーティーとしてAlex Patersonと共に、長年の彼の右腕とも言えるThomas Fehlmannを引き連れての来日となり、更にはライブのみならず各人がDJも行う貴重な一夜に遊びに行ってきました。
終電間際でのんびりとクラブ入りすると既にFehlmannがプレイ中で、彼らしいシャッフル調の研ぎ澄まされた幻想的なダブテクノでずんちゃずんちゃとフロアをゆったりと温めていました。初期Kompaktにもあった跳ねるリズムにゆらゆらと揺れる重層的な音色、そしてずぶずぶなダブの音楽を丁寧にミックスをしつつ、客の反応に合わせてFehlmannもお茶目な動きをしながらしっかりとフロアを盛り上げていました。The Orbのインテリジェンス担当とも言える存在なので、DJもPatersonに比べると生真面目で冷静なムードに統一されていましたね。

そしてFehlmannとPatersonが揃ってのThe Orbのライブへと突入すると、FehlmannはPCでトラックをプレイする事に専念し、そこにPatersonがDJによって様々なネタを被せながらレゲエ/ダブ/テクノが融合したずぶずぶの世界が展開されました。序盤はニューアルバムからの曲が中心で"Ball Of Fire"や"Soulman"などのネチャネチャずぶずぶの横揺れグルーヴで底無し沼へと引きずり込みつつ、Patersonが"ウィリアムテル序曲"や古ぼけたアカペラのサンプリングを被せてギャグとストイックを行き交ういかにもThe Orbらしいユーモアがありました。トラック自体はどっしり重くて残響による奥行きがあるにもかかわらず、Patersonのユーモア溢れる遊び心があるおかげで楽しいライブへと昇華されているのでしょう。"Golden Clouds"には彼らの代表曲とも言える"Little Fluffy Clouds"の歌の部分だけを被せて、同じネタを使ったトラックを新たに融合させる瞬間も。後半では一気にテンションを上げてきて過去のアッパーなダンストラック中心に、"Blue Room"や"A Huge Ever Growing…(Orbital Dance Mix)"など重い低音にもかかわらず重力から開放されたように羽ばたくテクノで攻勢をかけつつ、ラストには感動的な"Towers of Dub"を用意していました。宇宙から星が降り注ぐように神々しい音がフロアに落下しつつ、足元では乾いたダブのリズムが躍動して暴れまわるラストを飾るに相応しい曲でした。

ライブ後はそのままPatersonのDJへと入ると、一発目はThe Orbの”Toxygene”。ボワ〜ンとバウンスする覚醒感のあるトラックでその後もテクノを継続するかと思いきや、全く予想外のオールド・スクールなセットへと突入し行き先の見えない旅路が始まりました。まだ時間が早いにもかかわらず"Can You Feel It"からナックルズの”Your Love”へと繋ぎシカゴ・ハウスの流れに入るかと思いきや、唖然とする"Strings of Life"の投入に"Baby Wants To Ride"や"Tears"など、そしてアシッド・ハウスまで80年台後半のテクノ/ハウス黎明期の時代を振り返るように数々の名曲を恥ずかしげもなく披露していました。DJに関して言えば決して上手いとは言えない繋ぎで、ぶっこみスタイルや前後の脈絡も無視するような流れなのに、この自由奔放で何でもありの選曲は良いとか悪いとかで評価するものではなく楽しんだ者勝ちと言えるプレイでした。終盤ではレイヴィーな爆進するテクノやジャジーな"Bug In The Bassbin"も投入して、終始豪快な勢いでフロアを楽しませていたと思います。The Orbのユーモア担当であるPatersonらしく、小さな枠に当てはまらず先の見えないDJセットは本当に素晴らしかったです。

そしてパーティーを締めくくったのがGONNO。Patersonの後のDJでどうプレイするのか不安な気持ちもあったのですが、これが蓋を開けてみれば前の流れは特に気にせずにアグレッシヴに攻めまくる直球テクノを連発で、ちょこちょことブレイクを作ったりする事はありつつもずっとアクセル全開で飛ばしていました。今回のパーティーの中では最も踊る事に熱中出来るテクノセットは硬派かつタイトな流れで、一本調子にもなりそうなのに細かな上げ下げを展開し全くだれずに突き抜けていました。"Flying Bugz (Kaoru Inoue Remix)"や"Acdise #2"、"Heavenly Overtone"の未発表リミックスなど日本人のキラートラックを要所で使い、それでフロアが盛り上がる瞬間があったのも同じ日本人としては非常に嬉しいものですね。また朝方ハードなテクノで攻めていた中で、突如として泣きのメロディーが反復するビートレスな"Computer Incantations for World Peace"がかかった時は本当に胸が熱くなりました。最後までは居なかったのですが、最初から最後まで充実して踊れたパーティーで楽しかったです。

■The Orb Featuring Lee 'Scratch' Perry - The Orbserver In The Star House(過去レビュー)
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