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Elbee Bad The Prince Of Dance Music - The True Story Of House Music (Rush Hour Recordings:RH 121 CD)
Elbee Bad The Prince Of Dance Music - The True Story Of House Music
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あのバレアリック名曲"Smokebelch II"には元ネタがあった!と言う事で、その元ネタが収録されたアルバムを買わずに見過ごす事など到底出来やしない。デトロイト・テクノやシカゴ・ハウスのカルト作品を根こそぎ復刻しているオランダのRush Hourが次に目を付けたのは、80年代後半にNYハウスシーンで活躍していたと言うElbee Badの作品だ。様々な名義で活動していたそうだが、名義の中の一つは"ダンスミュージックの皇子"と言う自信過剰な名義ではあるし、本コンピレーションも"ハウスミュージックの正統なる伝承"と銘打っている事から、逆にその実力を疑いたくなってしまうのも無理はないだろう。しかしだ、そこは抜群の嗅覚を誇るRush Hourが掘り出したのだから、きっと時代を超越しクラシックと呼ばれる類の音楽に違いない。何はともあれ"Smokebelch II"の元ネタである"New Age Of Faith"だが、これは木琴やピアノに笛の音らしき生っぽい音が可愛らしいメロディーを奏でる非ダンスミュージックで、ここにある無邪気な多幸感は確かに"Smokebelch II"へと継承されているのが分かる。しかし異色なのはこの曲のみで、他の曲は音楽として完成する前のオールド・スクールなハウスばかりで、無骨で洗練されていないその鳴りには懐かしさを飛び越えた初期衝動さえ感じられる。悪戯に満ちたファンキーなシカゴ・ハウス、歌に豊かな感情を乗せたソウルネスを奏でるNYハウス、その両者とも異なる無意識的かつ無感情的な空気が漂うドライな質感のハウスは、あくまで空虚にリズムやメロディーが鳴っているだけにも思われる。中にはシカゴ・ハウスのネジがぶっ飛んだ不気味さもあるが、この質素な骨組みのハウスはやはりDJツールとして最大の効果を発揮するものに違いない。Rush Hourはよくぞまあ、こんなカルトな作品を掘り出すものだ。

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| HOUSE8 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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