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My Bloody Valentine - Loveless : Expanded Remastered Edition & EP's 1988-1991
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1991年に歴史的なロックアルバム"Loveless"を完成させ、それに収録された"Soon"に対してはBrian Enoによって「ポップの新しいスタンダード」とまで評されたMy Bloody Valentine。しかしアルバム完成に至るまでには完璧主義を貫くリーダーのKevin Shieldsに振り回され代わり代わり18人ものエンジニアを起用し、所属していたCreation Recordsの経営を傾かせる程のおよそ25万ポンドの制作費を消費し、そのアルバムの絶対的な完成度を打ち立てながらも愛すべくCreation Recordsから離れてしまったなど騒動の尽きないバンドである。その後も数年毎に新作がリリース間近だと噂が出るものの立ち消えになる事を繰り返すも、2008年には17年ぶりの来日公演となるフジロックでライブを披露し未だにその後光が衰えていない事を示したバンドが、そこから3年を経ての2011年に遂に噂になっていたリマスター盤を完成させた。特に目玉なのがこの"Loveless"で、ディスク1はオリジナル盤と同じDATテープのマスターをリマスターした内容、ディスク2はoriginal 1/2 inch analog tapeかリマスターした内容で、特にKevinが元々目指していた音質がこのディスク2の方らしい。しかしディスク1と2の内容が反対ではないかと言う意見(詳しくはこちら)もあり、また自分でも聴き比べてみるも両者の違いは分からず。と相変わらず問題は尽きないのだが、アルバム自体は継続し揺らぎながら高まっていくエクスタシーとポップなのにドロドロとした密閉空間に充満するサイケデリアにより、何時の間にか聴く者の思考を遥かなる桃源郷へと連れて行く最高の覚醒感と伴っている。隙間を埋め尽くす浮遊し揺れる轟音ギターにサンプリングやエフェクトを多用した徹底的に加工されながらも、そこに冷たい人工的な質感は全く無くどこまでもアナログ的な質感を強調した音楽性は、中毒性のあるサイケデリアと溶けるような甘い官能が融合し新たなるポップとして解釈されたのだろう。

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また同時に発売となったシングル集も要注目だ。「You Made Me Realise EP」「Feed Me With Your Kiss EP」「Glider EP」「Tremolo EP」、そして未発表曲まで盛り込んだ2枚組で勿論全てリマスターされている。単なるEPの寄せ集めと思う事なかれ彼等はEPにおいては実験的な曲も披露していて、ギターが苦しんで叫ぶように奇妙な音色を発する混沌とした10分にも及ぶ大作"Glider"や、およそ轟音ギター・バンドと言うイメージからかけ離れたネオ・アコースティック風な"Don't Ask Why"や"Off Your Face"もあれば、轟音ギターの奥から浮かび上がる甘美なメロディーに耽溺する"Moon Song"もある。逆に未発表曲は恐らく完成にまで至らなかったアルバムのアウトテイク集的な出来なのだが、MBVファンならば当然所有欲の湧く内容ではあるし、そうでなくともMBVの音楽性の変遷を肌で感じ取るには非常に意味合いのある有意義な作品集と言えるだろう。来年2月には単独来日公演、そして5月にはフェスへと出演、更には新作発表も予定しているなど動きも慌ただしくなっており、それまでこのリマスター盤を堪能して来日公演に備えたいものだ。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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