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2012/11/30 FORCE OF NATURE "EXPANSIONS" Release Party Meets ROBERT JOHNSON NIGHT @ Air
現在世界的に盛り上がっているニューディスコ〜スローモーなハウス。それに焦点を当てたMIXCD"Expansions"を手掛けたのだがForce Of Natureで、今回はそのCDのリリースパーティーとなる。ゲストにはかつてPlayhouseを主宰し現在はフランクフルトのクラブ"Robert Johnson"でディレクターを務めるAtaを迎え、そしてラウンジにはソウルを秘かに隠し持つ白石隆之が出演するなど、メインフロア/ラウンジの両方が興味を惹くパーティーとなった。
メインフロアに到着した頃にはWAX(WHY & dex)によるB2Bの途中だったが、まだパーティー序盤と言う事で緩やかな流れのハウスをプレイしていたのだが、所謂コテコテのハウスではなく気の抜けた浮ついた感じもありながらすっと上昇していく音で高揚感のあるプレイが絶妙。冷淡で無機質な表面上の音とは反対に内面に燻る感情をじんわりと放出しながら、丁寧かつ丹念にフロアを音の波で揺らしていきAtaに繋ぐまで心地良い空間を創り出していた。

そしてフロアの人も密になってきた頃にAtaが登場。Ataを生で聴くのは初めてだったのだが、前にプレイしていたWAXのクールなプレイから一転してAtaはディスコテイストなハウスやエレクトロクラッシュの様なテクノなど、煌めきと派手さのある音である意味では非常に大衆的な音を鳴らしていた。音はスカスカでリズムも強烈ではなく、どちらかと言うとグルーヴよりはメロディーやムードを重視して流れを作っていくスタイルなのだろう。普通に真夜中の盛り上がる時間帯でも上げる事はせずに徹底的にオプティミスティックな空気を満たしながら、緩やかに軽やかに幸福感たっぷりな音を鳴らしていた。途中からはハウス〜ディープ・ハウスもプレイし出して上げたりもしていたようだが、その後にもディスコクラシック化した"Use Me Again"を使っていたし、古典的な愛着のある音を今のダンスフロアに落とし込んだプレイがAtaの持ち味なのだろう

Ataのプレイでほっこり楽しんでいたものの、上のラウンジでは白石隆之がプレイを開始するのでAtaを途中で切り上げラウンジへと移動すると、そちらも人で賑わっていて良いラウンジの雰囲気が出来上がっていた。そして白石隆之のプレイだが、結論から言えば非常に素晴らしかった。現在のクラブではラウンジに於いてもその場所の特性を考えずに、メインフロア並に上げてプレイする事が珍しくない状況の中で、白石隆之はラウンジと言う場所に意識を働きかけた選曲をしていた。それは決してお洒落なとか落ち着いたとかだけの音ではなく、そう言った要素がありながらも体に働きかけるグルーヴもあり、ある意味ではメインフロア風の選曲よりも練られていたと言えるだろう。ダブ(Golden Clouds)〜ディスコ(Yambee Rework(Ashley Beedle & Yam Who?))〜ブロークンビーツ(Rei HarakamiのMilk)〜アンビエント(I Need A Life (Four Tet Remix))〜ミニマル(Erkki)〜ダウンテンポ(Lovebeat)と、兎に角リズムも音色も色々な方面に散らばりながら持続するグルーヴでラウンジらしい体の揺れを体験させてくれた。そしてアダルティーでラグジュアリーで、少々の黒い芳香もエッセンスとして加えて都会の一夜を彩っていた。

最後はForce Of Nature=DJ Kent & KZAのプレイを聴きにメインフロアに戻ると、やはりこの日の主役とあってがっつりと上げる攻撃的なプレイをしていた。テックハウスをプレイしていても綺麗に纏めるのではなくエグいシンセ音が脳髄を刺激し、そして途中からはTB-303の中毒的なベースラインが侵食するアシッド・ハウスでじわじわと攻め上げる。一向に攻勢を緩める事なくその後もエグいシンセ音が広がるテクノセットで、ダンスフロアをロックするプレイで突き抜けていた。今回のパーティーはWAX〜Ata〜白石隆之が比較的緩くしっかりと耳を傾けられるプレイだったので、最後に無邪気になって踊って楽しめるForce Of Natureが待っていたのは非常にありがたい。その意味ではメインフロア/ラウンジでしっかりと区分けされた音の両者を楽しめるパーティーとして、上手く演出された一夜となり終始楽しむ事が出来て素晴らしかった。

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