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DJ Nature - Return Of The Savage (Golf Channel Recordings:Channel 024)
DJ Nature - Return Of The Savage
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Massive Attackの母体となり所謂ブリストル系へと繋がるきっかけとなったThe Wild Bunch。そのメンバーこそNellee Hooper、Daddy G、Robert Del Naja、Andrew Vowles、そしてDJ MiloことDJ Natureであった。残念ながらメンバーの分裂によりユニットは解散してしまうもののNellee Hooperは表舞台のプロデューサーとして、そして残りの三人はMassive Attackとして華々しい活躍を見せたが、最後の一人であるDJ Natureは長らく陽の目を浴びる事はなかった。いや地味には活動をしていたようではあるし、02〜03年にはMIXCDやDJ Milo名義でのアルバムもリリースをしていたが、決して元The Wild Bunchとしての風格を見せつけるまでではなかったと思う。転機はおそらく2010年にGolf ChannelやJazzy SportからDJ Nature名義でのリリースを始めた事だろうが、そこではハウスにディスコ/ファンク/ジャズと言った様々なブラックミュージックの要素を溶かし込みより生っぽくとロウな質感のDJ的なトラックを披露していた。2年に渡り9枚ものEPをリリースしそのどれもが正統な評価を得たが、ようやく完成したアルバムは全曲が新曲と言う意欲作だ。これは初期のMassive Attackが持ち合わせていた黒さやスローなビートを同じく含んではいるが、表向きは敢えてMassive Attack程の整ったプロダクションは聴かせず、わざとざっくりとした質感を残す事でアルバム・タイトルである"野蛮人の帰還"へと繋がっているようだ。全体的にスローに絡み付くビートを張り巡らしながら、ピアノ/オルガンと言った鍵盤系からトロンボーン/サックスのホーン系に美しいストリングスなどこれでもかと生っぽくコラージュし、その上を官能的なボーカルで黒く紫煙で染め上げていく。そして基本はハウスの4つ打ちではあるがその中にもルーツを感じさせるブラックミュージックの咀嚼があり、過去を振り返りつつも今のアンダーグラウンドなクラブミュージックへと至る流れがしっかりと感じられるのだ。何というかとても人間臭い音楽で、そして包容力のあるダンス・ミュージックであると思う。ちなみにCD/アナログどちらもダウンロード・コード付きなので、是非アナログで買うべきだろう。

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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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