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Robert Hood - Motor : Nighttime World 3 (Music Man Records:MMCD038)
Robert Hood - Motor :  Nighttime World 3
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探求者としてデトロイト・ミニマルを極めし者が、ブラックミュージックのルーツとしてあるジャズやソウルフルな音に耳を傾けると…とそんなコンセプトを想像させるシリーズが"Nighttime World"。元Underground Resistanceのメンバーでありその後Jeff Mills共にミニマル化を促進させたRobert Hoodが、95年に立ち上げたシリーズであり2作目からは12年ぶりとなる3作目である。「Motor」と言うタイトルやデトロイトの町並みかと思われるジャケットの画像から推測するならば、デトロイトの夜の音楽と言う事になるのだろうか。しかし以前までに感じられたジャズやダウンテンポの影響は直感的には少なくなっており、むしろ古典的なデトロイト・テクノとしての音を強く感じられる。アルバムではフロアで機能する事を重視したストイックなミニマルトラックと、そしてダウンテンポやビートレスの物哀しいトラックとで分けられており、アルバムとしては幾分か散漫な印象は拭えない。そこを"Nighttime World"として一つの世界に纏め上げるのが、心の奥底に秘める感情を少しずつ散りばめたエモーショナルな音なのだろう。他のデトロイトのアーティストのように熱い感情を全て見せる事はせずに、ミニマルの先駆者としての立ち位置を守りながら普段のクールな温度感を保った感情の吐露を行なっている。エモーショナルとは言えどまるで内省するかのように思慮深いトラックは、常に希望を必要とするデトロイトの夜の街の心象風景を描き出しているのだろう。

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