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Luciano - Rise Of Angel (Cadenza Records:Cadenza 82)
Luciano - Rise Of Angel
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前作のアルバムに於いて多幸感溢れ完全にあっちの世界へとぶっ飛んだ芸術的な音楽性を開花させてたLucianoが、自身の新作としては3年ぶりとなるEPをリリースした。3年の間に彼が主宰するCadenzaは膨大な作品をリリースしていながらも、Luciano自身はリミックスやDJ業はこなしつつも自身の作品をリリースする事はなかったのだが、しかし長い時間を待たされた分だけ新作も期待以上の内容となっていた。先ず驚くべきはその曲尺で16分もある大作志向なのだが、しかしそれが目立った大きな展開はなく躁状態が終始継続する妙にポップなトラックなのだ。クラブミュージックらしい音圧のある迫力や硬いリズムは排除され、逆に祝祭感に満ちたシンセのリフと安堵に包まれるピアノのコードを絡ませながら繊細でか細いパーカッションを編み込み、始まりも終わりもないように楽天的なムードが続くのだ。がむしゃらになって踊りたくなるリズム感は希薄だが、精神的に作用するポップなトランス感により自然と音に身を任せて揺られる感覚に陥る。肉体へ直球で攻めるグルーヴは瞬発力を必要とするが、音の麻薬とでも言うべきはトランス感は長い時間を掛けてこそより有効に働くのだろうから、この長尺な曲は一時たりとも退屈に感じる瞬間は無いのだ。裏面にはLucianoと共にスイスを同郷とするMirko Lokoがリミックスを提供しており、こちらも負けじと13分の大作となっている。金属がひしゃげる音が使われながらミニマル色を打ち出したダンストラックになっているが、オリジナルに敬意を払ったのかイメージを壊す事なく肉付きをよくしただけなので、DJツールとして使い易いのだろうが面白味には欠けるだろう。やはり祝祭感が充満する躁状態を効果的に発揮するには、繊細で優しい音質を活かしたオリジナルの方が適しているのだ。ちなみにDL音源では更に2曲のリミックスが収録されている。



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| HOUSE8 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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