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Burial - Truant (Hyperdub:HDB069)
Burial - Truant
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ダブ・ステップがクラブミュージックのシーンでも浸透し一般的になりつつある中で、その躍進に貢献しながらも未だに来日を果たさずに謎めいた存在であり続けているBurial。その活動はこの新作でも徹底されており、突如としてリリースの発表がされるとほぼ同時にリリースもされる事で衝撃を与えた。本作は僅か2曲だけのEPとは言えども各曲とも軽く10分超えとなる大作志向で、その辺のダブ・ステップとは一線を画す悲壮感と重厚感は既に踊る為だけのクラブミュージックとは言えないまでに異形の音を示している。場末の酒場に置いてある朽ち果てたラジオから発せられるように、ヒスノイズ混じりにR&Bサンプルと共に金属的で硬質なキックが打ち付ける"Truant"は、一聴して暗闇の中の閉塞感に包まれ救いがない。しかし曲の半ばから暗闇からもがきながらも希望を手繰り寄せ、遂には闇を割って降り注ぐ光の中へと飛び込んでいく神々しい世界観が展開される。また地の底を這うキックやベースは肉体の胎動と呼応しながら刺激となり、鈍重ではありながら生命力に満ちた躍動を生み出している。そして"Rough Sleeper"も同様にノイズ混じりではあるが、ダンストラックとしての機能的な面にソウルフルでありセクシーでもあるより感情的な面も強調し、荒廃した闇の中を徘徊するダブ・ステップを披露している。両面とも破壊と再生を繰り返すように朽ち果てながらも堅固な構成で、長い時間をかけて様々なリズムの変遷を聞かせるのも特徴だ。パイオニアらしく更に頭一つ抜け出た新作で文句無しに素晴らしいし、是非とも180グラム重量盤のアナログで聴く事をお薦めする。

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| ETC3 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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