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Wishmountain - Tesco (Accidental Records:AC58CD)
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まさかの14年ぶりの新作となるWishmountain。Wishmountain、またの名をMatthew Herbert、数々の変名で活動する名義の中で最もメジャーラインからは外れるであろう奇抜さが群を抜く名義であると考えている。そもそもどの名義でも実験とユーモアを共存させる事を当たり前にこなしている彼が、この名義でやろうとしている事はサンプリングのみでシンプルなテクノを追求しているように見受けられる。Doctor Rockitではラウンジ/モンドに接近したB級感を演出し、Herbertではジャズ/ハウスを取り込み優美な官能を突き詰めていたが、Wishmountainは他の名義と同様に既存音源を使用しないPCCOM理論に則りながらもよりシンプルさを突き詰め、Herbertの洗練とは対極的なラフな手作り感のある力強いテクノをやっているのだ。そしていつもコンセプトを掲げた音楽を作っている彼が本作で提示するコンセプトは、英のスーパーマーケット"Tesco"における2010年の売上げトップ10の商品を利用した音楽と言う事だ。商品名がそのまま曲名となっているが、例えば"Nescafe"や"Coke"などの日常生活用品を叩くなり何かをして発せられた音をサンプリングし、そのサンプルだけを元にトラックを構成している。そんなトラックはまるで家の中で色々な生活用品を手に取って遊んでいるのが目に浮かんでくる愉快さがあり、そして日常に結び付いた何だか親近感のある音として鳴っている。そしてWishmountainでやろうとしているシンプルなラフさは臨場感へと結び付き、それは更に馴染みのある日常生活を描き出す事へと繋がっているのだ。ただ14年前のアルバムに比べるとコンセプトありきになり過ぎていて、以前に比べるとユーモアがどこか抑制されているようにも感じられる。Wishmountain名義にはもっとネジの外れた奇抜な音楽を求めてしまうのだ。

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| TECHNO10 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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